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2015年5月30日 (土)

第8回お江戸あおば亭

定刻に開演。
第8回お江戸あおば亭
お客さまの入りも上々、約80席もほどほどの埋まり具合です。
前半の出囃子は、笑児さんにお願いしました。
第8回お江戸あおば亭

トップバッターは、杜の家とん平師匠「長屋の花見」。
92歳と90歳のご両親が、今日も30℃を超えるような猛暑の中を、お2人で電車を乗り継いで来てくださいました。
楽屋で暫くお話させていただきましたが、矍鑠としています。
幾つになっても子どもは可愛いということですね。噺は、先日の「深川三流亭」でもお演りになっているので、余裕の高座。
客席を柔らかくしてくださいました。
第8回お江戸あおば亭
二番手の談亭志ん志師匠は「夏泥」です。
小学生のお孫さんが、客席の前の方に座って、“じいじ”の噺に聞き入っています。
達人志ん志師匠、いつも以上に力が入っていました。
とても楽しそうな高座でした。
この優しい語り口には、とてもファンが多いんです。
この噺は、秋の「学士会落語会」でもお演りになるそうですから、ちょうど良いネタ下ろしになったことでしょう。
そして金願亭乱志「笠と赤い風車」。
仕事の関係で、何度も聴きに来てくださっている方、いつも来てくれる叔父夫妻と叔父が誘ってくれた方々など、ご贔屓・ご常連が大勢来てくださいました。
出来は…、予想通りボロボロでした……。
仲入りの時は、客席もほぼ満員です。
食いつきは、南亭蕉生師匠の「時そば」。
蕉生師匠のお客さんも大勢でした。
蕎麦のたぐり方、最初の細い蕎麦と後の太い讃岐蕎麦の演じ分けはお見事でした。
さすが、「落研四天王」。
今日は、お得意の三味線と俗曲はなしの噺一本。
物凄く受けていました。
膝返しは、破れ家笑児さんの「宮戸川」。
笑児さんのご贔屓は、女性が多かったようです。
飄々とした芸風で、トリに繋げる見事な高座です。
「笑児乱志二人会」は未だに実現できていませんが、必ずやりたいと思います。
第8回お江戸あおば亭
トリは喰亭寝蔵師匠の「井戸の茶碗」。
名人が名作を演るとこうなるんです。
名人寝蔵師匠には、お身内だけではない、多くのご贔屓が楽しみにしています。
既に「深川三流亭」でネタ下ろしをされた噺ですから、たっぷり、ゆったりの寝蔵ワールドが展開されました。
追い出し太鼓は、3時50分。
ちょうど良い会場で、ちょうど良い番組、ちょうど良くお開きになりました。
出演者全員が、それぞれの芸風をいかんなく発揮出来た、とても素晴らしい落語会になりました。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
ご満足いただけたでしょうか?

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