美談?
先日、カナダから成田空港へ向かっていた飛行機の中で、女性乗客が出産し、同機は予定より早く成田空港へ緊急着陸。
幸い母子ともに健康で、出産の瞬間は機内のほかの乗客から拍手が起きたという。新聞各紙やテレビなどマスコミはこのハプニングを「美談」のように取り上げた一方で、出産を控えた妊婦が搭乗することの危険性を指摘する意見があり、安易に「美談」扱いすることに疑問を持った人もいたようです。
出産したのはカナダ国籍で23歳の女性。
着陸後は救急車で病院に搬送されたが、母子ともに健康だった。
新聞各紙やテレビは、赤ちゃんを抱いた父親が飛行機から降りてくる写真や映像などを伝え、「美談」として大きく取り上げていました。
「お母さんも赤ちゃんも元気で何より」
「感動で泣きそう」と、まさかのハプニングを祝福する投稿が相次いだ一方で、出産を控えた妊婦が飛行機に乗って大丈夫なのか、と違和感を覚えた人も少なからずいるようです。
「いい話だけど、まだ産まれないと思って乗ったのか」
「おいおい。無事でよかったけどさ・・・」
「妊娠していて飛行機に乗るなんて気圧の変化や環境の変化で色々と危険すぎる・・・」
と安易に「美談」扱いすることに疑問を持った人も少なからずいたようです。
・・・私もそう思います。
緊急事態で赤ちゃんが無事に生まれてよかったねであって、色々事情はあろうかと思いますが・・・。
どうも、安易に「感動」し過ぎるような気がします。
全て主語が「私・一人称」になってしまっています。