正岡子規の短歌
今夜の月齢は、望(満月)を過ぎて「居待月」あたりだと思いますが。
望の夜は 恋しき人の 住むといふ
月も面を ながめつつ泣く [正岡子規]
連休中は、綺麗な月が眺められましたが、こんな気持ちで月を見た人もいたことでしょう。
竹取物語を下地にした、明治31年の作。
子規が平安の物語の世界に郷愁を持っていたことは、「そヾろに物語の昔などしぬばるヽにつけてあやしくも歌心なん催されける」『墨汁一滴』からもうかがえる。
恋しき人はかぐや姫であろう。
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今夜の月齢は、望(満月)を過ぎて「居待月」あたりだと思いますが。
望の夜は 恋しき人の 住むといふ
月も面を ながめつつ泣く [正岡子規]
連休中は、綺麗な月が眺められましたが、こんな気持ちで月を見た人もいたことでしょう。
竹取物語を下地にした、明治31年の作。
子規が平安の物語の世界に郷愁を持っていたことは、「そヾろに物語の昔などしぬばるヽにつけてあやしくも歌心なん催されける」『墨汁一滴』からもうかがえる。
恋しき人はかぐや姫であろう。
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