第5回お江戸あおば亭メモリー
毎回のOB落語会のメモリーズ⑤。
前年秋は、仙台でのOB落語会だったので、1年ぶりの東京開催。
平成25(2013)年6月8日(土)、浅草ことぶ季亭にて。
◇ 饅頭こわい 井の線亭ぽんぽこ
◇ 豆屋 杜の家とん平
◇ 粗忽の使者 南亭蕪生
◇ やかん 破れ家笑児
◇ 万金丹 談亭志ん志
仲入り
◇ 居酒屋 賀千家ぴん吉
◇ つる 桂友楽
◇ 狸の札 杜の家くるみ
◇ 揺れるとき 金願亭乱志
出演者が9名という・・、大変なことになりました。
出演者を探したり、お願いしたりしていたことを思うと、本当に夢のようでした。h
ttp://ranshi2.way-nifty.com/blog/2013/06/5-58af.html
大学院に在籍している「井の線亭ぽんぽこ」さんが、東京に初お目見得。
くるみさん、ぴん吉さんもご出演で、賑やかな高座になりました。東京でのOB落語会も5回目で、年輪が見えるようになりましたので、今回からプログラムの裏表紙に、第1回からの演目・演者を掲出してみました。
私は、トリで師匠創作の「揺れるとき」をやりました。
東日本大震災の年、谷中全生庵での「圓朝まつり」で、師匠が奉納落語会でネタ下ろしをした噺です。
師匠にお願いして、チャレンジさせていただくことにしました。
若き三遊亭圓朝と盲目の元噺家との交わり、約40年経った晩年の圓朝と盲目の元噺家の娘との会話。
それに、安政の大地震が横ぐしに入ります。
プログラムを見ていただくと、仲入り後は、仙台から来た2人(ぴん吉さんと友楽師匠)と、仙台が実家のくるみさん、私が「揺れるとき」ですから、密かに震災復興をテーマの番組にしてみました。
第二の故郷の災禍を絶対に風化させてはいけません。
トリの私は、「六代目三遊亭圓窓作“揺れるとき”。この噺を、東日本大震災で被害に遭われました皆様に、謹んで捧げます。」とだけ言って、噺に入りました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2013/06/post-102e.html
同じシーンでの師匠の高座姿です。
「この噺の後継者だ」と言っていただきました。
ご贔屓の皆さまにも入っていただいて。
「落研」カテゴリの記事
- 創立記念日(2020.06.22)
- 世が世であれば・・・(2020.05.25)
- 落語を重んじる?(2020.05.03)
- 新入部員勧誘(2020.05.03)
- オンライン合同説明会(2020.04.23)