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2015年4月29日 (水)

管理者責任

親の監督責任について、先日ある判決が出て、親の責任が無制限に求められる傾向に、ちょっと歯止めをかけた判断だったと理解しています。
しかし、世の中には、どう考えても責任重大なのが常識だと思われるのに、「知らなかった」と責任逃れをして、自ら約束した説明も何ヶ月経ってもしていない、大臣経験の代議士先生がいます。
例えば、あの福知山線の脱線事故でも、最終的には無罪となったものの、鉄道会社のトップは訴追されました。
知っていようがいまいが、自分が任せた者が問題を起こしたら、そのまま責任を負わされるのが筋だと思います。
某元閣僚の政治資金をめぐる事件で、その資金管理団体は、2006年ごろまでに、収支報告書に記載していない支出が計1億円近くに上り、この簿外資金を解消する目的で、他の政治団体に架空の寄付をする一方、支援者が参加するイベントで赤字を装い、相殺していたとされています。
言い訳の余地のない、政治活動以前の、重大なルール違反、犯罪だと思います。
大岡越前守に、厳しく裁いてもらわないといけません。

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