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2015年4月 4日 (土)

甲斐善光寺で落語

「甲斐善光寺」で、数えで7年に1度となる本尊の御開帳(5日~5月31日)期間中に、法要のほか、落語やシンポジウムが行われるという記事。
2_2i_2甲斐善光寺の本尊である「一光三尊式善光寺如来像」は建久6(1195)年、信州善光寺の「前立(まえだち)本尊」としてつくられた。
武田信玄が川中島合戦の際に信州善光寺の焼失を恐れて、永禄元(1558)年に移したと伝えられ、秘仏である信州善光寺の本尊を除くと全国の一光三尊式善光寺如来像の中で最古とされている。
御開帳に先立つ前日の今月4日には触れると御利益があるという「回向柱」の立柱式、初日の5日に「開闢大法要」、5月3日に「中日大法要」、同31日に「結願(けちがん)大法要」が行われる。

関連行事として、4月18日には三遊亭竜楽さんの落語独演会を開催。入場無料だが、往復はがきによる申し込みが必要(先着100人)。
5月23日に行われる立川志の輔さんの落語独演会は募集を締め切った。
JR身延線に「善光寺」という駅があります。
「鰍沢」や「蒟蒻問答」を演って思うのは、落語と仏教との深い関係です。
寺にも寄席にも"高座"があって、落語では手拭いのことを"曼荼羅"、扇子を"風"と言って・・・、それだけではありませんね。
昔は、お寺を中心にコミュニティが出来上がっていて、信心だけでなく、観光も併せて参拝・参詣の旅が盛んであったりして、当然落語のシーンにも繋がって来るわけです。
・・・そうか、「通夜の猫(猫怪談)」「甲府ぃ」「笠と赤い風車」は、「鰍沢」と同様に日蓮宗(法華)がベースにありますよ。
あぁ、「鬼子母神 藪中の蕎麦」も、南無妙法蓮華経だ。
この秋にトライする「五百羅漢」はそのまま、「浜野矩随」も観音像が出て来るじゃありませんか。
「揺れるとき」は、般若心経を唱えるシーンもありますよ。
まぁ私の持ちネタに、仏教繋がりの噺の多いこと・・・。
「抹香臭い噺ばかりしているからつまらないんだ」なんて、また誰かに言われそうです。

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