読み稽古
本当は邪道だと思います。
昨夜の風呂での読み稽古は、林家正蔵(彦六)師匠の音源に被せてやってみました。
高座本をこの音源から取って作っていますので。
歌を覚えるのに、カラオケで歌う前に、歌入りのオリジナルと一緒に歌ってみるのと同じです。
これは、感情移入なども含めて、自分の空間を作るという点では、ご法度かもしれませんが、全体の流れやペースなどを知りたかったので。
いずれにしても、彦六師匠の口調やスピードは真似は出来ませんから、これから自分なりの噺に作り上げて行かないといけません。
考えてみると、この噺、東海道を箱根まで上りますので、箱根駅伝のコースと重なります。
花の2区から4区までに仕込まれて、山の5区で大きく展開して行きます。
箱根から浅草まで駆け戻る距離感も意識したいと思います。
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