番外あおば亭メモリー
定例の「お江戸あおば亭」では飽き足らないメンバーの自主公演メモリー①
平成24(2012)年2月25日(土)、浅草ことぶ季亭にて。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-00cd.html
元々、仙台でOB落語会がある年は、(東京での)「お江戸あおば亭」開催が1回だけになってしまうということと、もっと高座の回数を増やしたいという「武闘派」の頼もしい意向から、「定例に加えて番外で落語会をやってみよう」ということで実現しました。
◇ 金明竹 談亭志ん志
◇ 真田小僧 南亭蕪生
◇ 宮戸川 喰亭寝蔵
仲入り
◇ 棒鱈 破れ家笑児
◆ 三味線漫談 林家あずみ
◇ 浜野矩随 金願亭乱志
志ん志・蕪生・寝蔵・笑児・乱志の5人こそ、重篤な落語中毒シンドローム患者なのです。
私は、トリで「浜野矩随」をやらせていただきました。
私の中では、今まで経験した高座の中で、ベスト3に入るであろう出来だったと思っています。
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また、この会には、スペシャルゲストが出演してくれることになりました。
当時は、まだ林家たい平さんの下で見習いだった、「林家あずみ」さんです。
当日までシークレットにしていたスペシャルゲストです。
蕪生師匠と笑児さんと同様、花季彌生師匠に師事する、いわば「兄弟弟子」の、「林家あずみ」さん。
出演者全員、否、会場の全員が「あずみファン」になりました。
約60席作り、途中で立ち見の方がいて、席を追加しましたので、本当にぴったり満席(満員御礼)でした。
内訳を見ると、自主公演ということで、OBの皆さんには、あまり情宣しなかったのですが、 10名も来てくださいました。
翁家寝坊師匠と狐狸亭酔狂師匠には、受付などを快く引き受けていただきました。
OBの大先輩の同期で、いつもご贔屓いただいている先輩方も6名お越しくださいました。
ことぷ季亭の席亭の花季彌生師匠とそのお弟子さんたちが5名。
学士会落語会委員やめくりを書いてくださるご贔屓が3名。
それから、出演者の友人や家族などが何と40名・・・。
私の関わりのお客さまは14名でした。
定例の「お江戸あおば亭」に比べて、若い人や女性や子どもなど、老若男女のご来場が多く、いつもの雰囲気とも違っていました。
三遊亭圓窓師匠に師事してから、当時既に10題を越す噺をご指導いただき、発表会などで高座にかけて来て、なかなか自分の思いどおりには出来ませんが、落語の登場人物を描くことの難しさと楽しさを知る連続でした。
この2年前の落語っ子連の発表会で、「浜野矩随」を演りました。
それが、学生時代、OB落語会、50周年記念落語会と、通算5度目の「浜野矩随」の高座でした。
師匠から、身に余るコメントを頂戴しました。
・・・2年経って、無性に演りたくなりました。
この2年間で、師匠から教えていただいた数々のことを、この噺でもチャレンジしたら、きっと違う「浜野矩随」が出来るかもしれない、ということで、今回で6度目の「浜野矩随」でした。
「番外あおば亭」という名称が、落研OB会主催の「お江戸あおば亭」と混同されたので、次回からは別の名称にすることにしました。
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