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2015年3月28日 (土)

「てきすと」

kissmark落語を演じるために不可欠な、よく「ネタ本」と言われるもの。
以前は、音源から聴き取って、手書きのノートを作ったり、パソコン(ワープロ)で作っていました。
ところが、最近は、師匠の「高座本」を元に、これを"演読"して、噺を作り上げています。
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「東京かわら版」の「演芸BOOKコーナー」で、柳家小満ん師匠の「てきすと」というのを知りました。
小満ん師匠のブログを検索すると、「てきすと」発刊の弁というのがありました。
珍しい噺は速記本を頼りとしているが、ネタ下ろしの後、お蔵入りに成るのが殆ろどである。
ノートも取ったり取らなかったりであったが、十数年前からワープロで打ち込んでみたところ誠に好都合であった。
再演に際しては、コピー用紙の方に手を加え、口演後にワープロへ再入力をする。
十年ぶりの再演では、多少の手応えを感じる事もあり、更なる十年後に期待したいのだが、首を回らせば七十有余年、すでにもう十年後はないと思わざるを得ない。
そんなわけで、現時点での打ち込み分を、「てきすと」と題して適宜、発刊する事に致しました。
速記本のおつもりで、ご愛読いただければ幸いでございます。
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という訳で、3月に第1巻が刊行されたそうです。
収録されている噺は、以下の通り。
芝浜異聞・薬違い・鶯宿梅・ろくろ首・猫久・種の起源・応挙の幽霊・本膳・大山詣り・河内山宗俊・引越の夢・たらちね・有馬のおふじ・井戸の茶碗
小満ん師匠らしいと言うか、あまりポピュラーではない噺も多く。
そして、4月に刊行される第2巻も、実にマニアックです。
有馬のおふじ(長)・鰻の幇間・涼み船 (口演時演目:囃子船)・関津富・鶉衣・三枚起請・ 城木屋・景清・試し酒・搗屋無間・夏の医者・不精床・普段の袴
・・・ですよ。
知らない噺も随分ありますよ。
「鶉衣」なんて、圓生師匠ぐらいしかやっていないのでは・・・?
各巻3,000円だそうで、安くはありません(高い)。
と思いつつ、メールで予約注文してしまいました。
衝動買い・大人買いと言うんでしょう。
現物が届くのを楽しみに待つことにしましょう。

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