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2015年3月14日 (土)

千早亭落語会

dramaまずは、会長の三十一さんのご挨拶。
第10回目を迎えるお礼などを、いつもの通り軽妙に。
千早亭落語会
師匠からもご挨拶。
師匠のライフワークでもある「落語の授業」を話題にされたり、深沢亭の5年生の小学生が「落語は奥が深い」と言っていたとか、世田谷区に負けずに、地元の豊島区にも、もっともっと落語を広めたいと熱く語ってくださいました。
千早亭落語会
そしていよいよメンバーの高座「道灌」。
トップバッターは、早千(はやち)さん。
香道もやり、シャンソン歌手でもある早千さん。
古典落語に自分の得意な歌を入れたりして、縦横無尽。
女性の感性で、こういう落語の楽しみ方もあるんだと、いつも感心します。
今回は前座噺でしたが、師匠の高座本は薀蓄がどっさり入っていますから、山吹の里やら太田道灌の説明もありました。
千早亭落語会
最長老の屏風(びょうぶ)さんの「山号寺号」。
屏風さんなりの落語への考え方やこだわりがあって、熱い思いがほとばしります。
今回の「山号寺号」は、比較的短い噺なので、工夫したマクラを長めに語られました。
噺を選ぶのにはいつも苦労されています。
千早亭落語会
学校の先生の工三(たくみ)さんは「禁酒番屋」。
今回が3回目のご出演のはず。
正直なところ、前回の発表会の後で「禁酒番屋」の稽古をすると聞いた時は、「まだ早いんじゃないかな?」なんて思いました。
真面目に取り組む人で、上達ぶりというか、この噺の作り方には感心しました。
特に、細かいことですが、一升の酒や小便を入れる大徳利を持って茶碗に注ぐ仕草は、とても丁寧で、質感も出ていてお見事。
もっと自信を前面に出して、大きな声で語れば、さらに良くなると思います。
千早亭落語会
会長の三十一(みそひと)さんは「お見立て」。
毎回、大きな噺にチャレンジして、それなりにまとめ上げて来るのはお見事です。
落語の語り、高座を、軽妙に楽しんでいるのがいいですね。
千早亭落語会
shadowそして、永久(とわ)の「蒟蒻問答」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今回のチャレンジは、直前に稽古をしていて思いついた、語りのスピードとペース。
もしかすると、物凄く粗っぽい高座になったかもしれません。
恐らく、今までの私の高座の中では、極めて酷い出来だったかもしれません。
終演後、百人さんから、「永久さん、さすがにしっかりまとめたね」との言葉と、「物凄いハイペースだったね」とのコメント。
ダメです、これでは。
こんな高座ではダメだ。
「お仲入り」。
おかげさまで、約100席準備した椅子も概ね埋まりました。
1時半に開演して、恐らく6時過ぎまで続きますので、貴重な休憩時間です。
千早亭落語会
仲入り後の食いつきは百人(ももと)さんの「雷月日」。
百人さんも仕事が忙しいようで、私と同様になかなか稽古が進んでいませんでしたが、噺の中に、時事の話題や懐かしい同世代のことも入れて語る鋭さは健在。
今回は、吉永小百合を熱く語っていました。
「サユリスト」なんでしょうか?確かにそんな世代ですから。
千早亭落語会
落語っ子連の窓口さん、竜太楼(たつたろう)さんは「粗忽の釘」。
竜太楼さんが物凄いのは、三流亭と千早亭の2つの連の発表会では、私と違って、必ず別の噺をかけていることです。
しかも、かなり大きな噺が多いのです。
今回は、比較的軽い噺でした。
師匠が絶賛する"フラ"は、私には到底真似が出来ません。
千早亭落語会
千早亭の世話役ば・・・、いえ、色々お世話をしてくださるワッフルさんは「幾代餅」。
師匠からは辛口のコメントもされたことがありましたが、そんなことはどこ吹く風、マイペースで楽しんでいる様子。
独特の優しい口調で、自分の語りに酔いながらの高座です。
私もそうですが、お互いにもう一度基本に立ち返って、稽古に取り組む時期になつたのかもしれません。
次は、「お直し」なんて言っていました。
私は勧めませんでした。
千早亭落語会
半年前にパパになった軽太(かるた)さんは「つる」。
マクラで、子育てのことや、赤ちゃんの個人情報まで披露していました。
軽太さんも上手くなりましたね。
今までは、「味噌豆」「松竹梅」「つる」など、滑稽噺ばかりだったので、別の分野の噺にチャレンジしても良いと思います。
千早亭落語会
一番新しいメンバーの大三九(おおみっく)さんは「権助提灯」。
まぁ、とにかく奔放と言うのか、怖いもの知らずと言うか、三十一さんが「私がこうだったら、師匠からこっぴどく叱られちゃうよ」なんてと言いながら褒めていました。
まぁ、落語原理主義者の私には・・・ね。
稽古では、暫く「もう半分」なんていう噺をやっていました。
千早亭落語会
そして、師匠のお楽しみは「替り目」です。
我々の噺をずっと最後列の席で聴いてくださり、最後に一人一人にコメントしてくださいます。
私には、「この噺(蒟蒻問答)は、お坊さんが出て来る噺だから、どっしり重厚にやるといい」と。
やはり、ペースが早すぎて、軽く雑になっていたのかもしれません。
千早亭落語会
予定通り?お開きになったのは、6時を過ぎていました。
最後まで、大勢のお客さまが残ってくださいました。
ありがとうございました。

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