三遊亭円朝と江戸落語
昨日会社帰りに上野の本屋さんで見つけ、中身も見ずに購入。
文明開化のさなか、東京の噺家の頂点に立つ三遊亭円朝。
彼はいかに立身出世を遂げたのか、その事跡と創作の根源に迫る。
『真景累ケ淵』『怪談 牡丹燈篭』など、円朝による江戸落語の名作を紹介し、ゆかりの地を訪ねる。
須田努著・吉川弘文館刊・2160円。
電車内でパラパラと中をめくってみると…、なかなか面白そうです。
4年前の夏、圓窓師匠が「圓朝まつり」の奉納落語会のために創作し公演された「揺れるとき」の主人公は、真打になったばかりの圓朝と、晩年の圓朝。
私も、翌年、師匠からお許しいただいて演りました。
三遊亭圓朝という噺家は、どんな人で、どんな顔で、どんな声で、どれほどの名人だったのでしょうか。
そんなことに思いを馳せながら読んでみようと思います。
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