彼岸の入り
今日はお彼岸の入り。
そもそも「彼岸」という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター」の漢訳「到彼岸」の略。
元々仏教の用語で、「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて修行を積むことで煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」という意味。
普段使っている「お彼岸」という言葉は、修行を経て悟りの世界に達したというよりも、この期間に寺院で行われる「彼岸会」と呼ばれる法要や、先祖供養の意味で用いられることの方が多いようです。
「お彼岸にお墓参り」という文化は、仏教徒が多い他の国と比べても日本だけの独特の風習だそうです。
今年は、彼岸の中日(春分の日)が土曜日となるので、3連休になりません。
きっと、道路などが大混雑すると思います。