学士会落語会
恐らく、1年ぶりに参加しました。
会員も210名を超えて、例会への参加者も増えて来たので、大きな会場での開催。
素晴らしいことです。
今日のご出演は、三遊亭時松さんと三遊亭吉窓さんです。
時松さんは、落研ともちょっとしたご縁がおありだそうです。
時松さんと柳家ろべえさんが、"青春18きっぷ"で、松島の桜を観に行ったのですが、まだ咲いていなかったので、思いつきで川内キャンパスに立ち寄り、落研の部室を見つけて訪ねたそうです。
ちょうど新入生勧誘の時期だったので、新入生の間違えらたとか。
それがご縁になって、後年、落研の落語鑑賞会に来ていただくことになったとか。
へぇぇ~、そんなことがあったんですね。
時松さんの演目は「花見酒」。
あまり聴く機会のない噺ですが、明るい芸風で、端正な高座。
吉窓さんとは、少なくとも私はお馴染です。
まずは、「そば清」から。
寝蔵師匠、こんなに面白い噺だったんだ。
酔狂師匠、30杯食べる場面を数えたら、ちゃんと30杯食べてた。
私が尊敬する両師匠が絶賛していました。
普通、高座に上がりマクラを振ると、羽織を脱ぐ場合が多いのですが、この噺では、オチにも関わりますので、最後まで着たままでの熱演でした。
仲入り後は、長講「ねずみ穴」。
この噺は、三遊派の噺で、重苦しい部分のあるストーリーですが、吉窓さんの淡々とした進め方は、会場を聴かせました。
その後は、学士会の森ヶ家二八師匠との対談で、圓窓師匠へ入門した時のこと、落語協会分裂騒動のこと、大師匠の圓生師匠のことなど、楽しく聴かせていただきました。
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