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2015年3月21日 (土)

法華経五時の説法は

私は不信心ですから、よく分かりません。
よく分かりませんが、「蒟蒻問答」の台詞の一節の、せめてイメージだけでも理解したつもりでいたいので。
「法華経五時の説法は八編に閉じ」というのは?
違っているかもしれませんが、「五時八教」のことなの?
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インドに起こった仏教は、経典の内容や教義等が整理・体系化されないまま、中国に伝えられました。
そのため中国では、どの経典がもっとも優れた教えなのかを判断する教相判釈(きょうそうはんじゃく)が行われ、南北朝(なんぼくちょう)の時代(5〜6 世紀)には、揚子江の南に三家、北に七家の「南三北七(なんさんほく しち)」の十師が顕れました。
それらは、釈尊の教えはすべて同じ内容であるとする「 一音教(いっとんきょう)」や、あるいは内容に高低があるとする「三時教」「四時教」等の説を主張し、その判断基準に従ってそれぞれの学派を立てました。
これらの教判に対して、隋の時代(6世紀後半)に出た天台大師は、釈尊一代50年における説法の次第や教法の内容、教化の方法などを総合的に判釈した「五時八教」を立てて、一代諸経の勝劣浅深(せんじん)を明確にしました。
「五時」とは、釈尊一代の化導を説法の順序に従って、華厳時(けごんじ)・阿含時(あごんじ)・方等時(ほうどうじ)・般若時(はんにゃじ)・法華涅槃時(ほっけねはんじ)の五期に分類したもの。
また「八教」は「化法(けほう)の四教」と「化儀(けぎ)の四教」とに分けられます。
このうち「化法の四教」とは、釈尊の教えの内容を分類したもので、蔵(ぞう)教・通(つう)教・別(べっ)教・円(えん)教の四つをいい、「化儀の四教」とは、衆生を化導する方法を分類したもので、頓(とん)教・漸(ぜん)教・秘密教・不定(ふじょう)教の四つをいいます。

・・・やはり、よく分かりません????

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