今どきの話し言葉
「ビジネス場面で信頼感を落とす話し言葉」なんていう記事がありました。
様々なテクノロジーの進化とも相まって複雑化する一方のコミュニケーション環境の中で、あらためてその重要性がクローズアップされている「リアルな会話」において、そのメインツールである「話し言葉(特に最近よく使われている話し言葉)」は、どのような受け止められ方をしているのか。
“嫌われトップ3”は、「…でよろしかったでしょうか?」「なくないですか?」「違(ちが)くて」・・・だそうです。
今どきの話し言葉として、「嫌い」ランキング(全対象30語中)は以下のとおり。
1.「…でよろしかったでしょうか?」
2.「なくないですか?」
3.「違(ちが)くて」
4.「…じゃないですか」
5.「っていうか」
6.「なるほどですね」
7.「…になります」
8.「…みたいな。」
9.「なるはやで」
10.「自分的には」
・・・確かに、全て嫌ですね。
「違くて」というのは、そもそも間違っていますよね。
次に「ビジネスでの信頼度」を落とす危険性が高い話し言葉。
ワーストは、「…っていうか」だそうです。
ビジネス場面で話し相手が使ったとき、その人への「信頼度」が低くなるランキング(全対象30語中)は。
1.「っていうか」
2.「ヤバい」
3.「違(ちが)くて」
4.「チョー」
5.「なくないですか?」
6.「…みたいな。」
7.「ガチで」
8.「ハンパない」
9.「ぶっちゃけ」
10.「なるはやで」
下は、調査対象の30語です。
1.「ヤバい」(非常に魅力的)
2.「ハンパない」(半端じゃなくものすごい)
3.「イケてる」(魅力的でカッコいい)
4.「ギリで」(ギリギリで)
5.「ガチで」(本気で)
6.「ぶっちゃけ」(正直に言って)
7.「基本的には」(大まかには)
8.「違(ちが)くて」(そうではなくて)
9.「ベタな」(ありきたりで何のひねりもない)
10.「びみょう」(正直なところ、やや否定的)
11.「サクっと」(短時間で簡単に)
12.「めっちゃ」(非常に)
13.「マジで」(本気で)
14.「チョー」(とても)
15.「まるっと」(全体的に体裁よく)
16.「なるはやで」(なるべく早く)
17.「全然あり」(普通に受け入れられる)
18.「リアルに」(本当に)
19.「テンパる」(余裕がなくなり慌てる)
20.「自分的には」(私の個人的見解としては)
21.「いまっぽい」(最近の流行に合った)
22.「速攻で」(すぐに)
23.「なくないですか?」(あり得なくないですか?)
24.「大丈夫です」(必要ありません/結構です)
25.「…じゃないですか」(…なわけですよ)
26.「なるほどですね」(なるほど、そうなんですね)
27.「…で、よろしかったでしょうか?」(…で、よろしいでしょうか?)
28.「…になります」(…でございます/です)
29.【言い切りの形で】「…みたいな。」(…といったようなカンジ)
30.【話し始めで】「っていうか」(と言うよりも)
・・・あぁぁぁ、嫌だ嫌だ・・・・。