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2015年2月23日 (月)

気にすると気になること

pen某落語会についてのとあるツイート。
(某落語会の)高座返しの方、前座さんではないんだろうなぁ。
座布団の切れ目、縫い目を客席側に。
○○師匠は気づいていて、座るときに目線が出てたからなぁ。。。

確かに、こういうことって、知ってしまうと、実に気になりますね。
かなりの落語ファンでも、意外とこの縫い目のことは知らない人が多いようです。
最近の安い座布団は、四隅に縫い目のあるのもありますし。
気にし始めると、気になってしまいますね。
三遊亭圓丈師匠が、「高座学・座布団の基本」と、こんな薀蓄を仰っています。
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座布団というのは、一見、正方形のように見えるが、よく見ると前後に少し長く横は、やや短い。
(横)55cm×(縦)62cmとか、わずかに短い。
縦横は、いつも維持するようしなければいけない。
縦は縦!横は横!縦と横はチャンと維持しなければならない。
しかし、実際、そんなことに気がつかないで高座に座布団を置いている人は多い。
座布団は、必ず前後があり、縦と横がある。
座布団は、長方形のキレを3辺を縫い合わせて座布団を作る。
すると1辺だけ縫い目のない辺がある。その縫い目がないのが正面になる。
その正面はいつも正面にするようにする。
高座返しと言うが、座布団をひっくり返す時は静かに座布団をひっくり返す。
バタンと返すと客席に埃が立つ。
しかし、実際にそんなに埃がたつ訳ではないが、たつと思われるような座布団返しはしない。
ところがどう言う縫い方をしたんだか、中には4辺全てに縫い目がある座布団。
こんなは座布団じゃない。
それから、座布団にチャックが付いてる座布団!
とんでもねえ。
そんな座布団でいい芸が出来るか?
落語家をなめるな!もうギャラを倍くれ!!
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縫い目のない1辺が正面で、高座ではこの1辺を客席に向けて置くことになっています。
唯一縫い目のない、切れ目のない辺を正面にして、お客さまとの縁も切れ目がないようにと言う縁起担ぎでもある訳です。

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