« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »
悲惨な落語ライフ・・・。
稽古会には出席したものの、出席しただけというような散々な状態。
◇ 1日 落語っ子連・三流亭
◇10日 扇子っ子連・千早亭
◇22日 落語っ子連・三流亭
◇24日 扇子っ子連・千早亭
師匠にも申し訳なく思います。
どうしても、稽古に集中できなくて。
自分の弱さを痛感する月になりました。
千早亭落語会が約2週間後に控えているというのに。
落語会にも行けませんでした。
これでは、落語好きだなどとは到底言えません。
唯一の救いは、落研現役部員の皆さんとの交流会の内容が具体化しつつあることです。
来月は絶対に復活したいと思います。
22日に、ブログへのアクセスが74万件になりました。
今月は、これぐらいにしておきます。
先週の日曜日の落語っ子連の稽古会。
紅巣亭の心童さんが、「抜け雀」をアレンジして披露してくださいました。
舞台を九州にして、軽妙に作り上げていたのですが・・・。
ところが、どうもしっくり行かないのです。
「抜け雀」という噺の主題が伝わって来ないんです。
心童さんは、テーマは「心配り」だと仰るのですが。
私は、そうではないと思うので、心に響いて来ない。
名人噺ですから、名人・上手の境地や了見を知って、親子の情を知って、絵心も考えて語らないと。
人情噺というのは、ストーリー以前に、根底を流れる多くの要因をしっかり固めて語らないと、うわべだけの筋を追うだけではと思うのです。
筋やくすぐりを語るのであれば、滑稽噺の範疇です。
これが1967年に発売された「トヨタ2000GT」です。
3年間で約400台弱しか販売されていませんから、残念ながら、実際に走っている姿を見たことはありません。
実車を見たこともほとんどないと思います。
当時でも、230万円以上しましたから、今なら1000〜1500万円と言う感じでしょうか…。
高嶺の花、夢のような車、スーパーカーです。
オープンタイプがボンドカーとして、007の映画にも登場しました。
まだ日本が高度成長の真っ只中で、勢いも夢もありました。
今は、みんな同じような目が吊り上がって、口を大きく開けているようなスタイルの車ばかりで、魅力的なものがありません。
当時、我が家の愛車はマツダキャロルでした。
軽自動車ですが、それなりに魅力的なスタイルでした。
大阪の水族館「海遊館」が、男性管理職 2人に対し、女性へのセクハラ発言を理由に出勤停止とした処分の適否が争われた上告審判決あり、最高裁第1小法廷は、重すぎるとして処分を無効にした2審大阪高裁判決を破棄、「就業規則に照らして処分は有効」として、海遊館側の処分を妥当とする逆転判決を言い渡しました。
判決によると、課長代理だった40代の男性2人は派遣社員の女性らに「俺の性欲は年々増すねん」などと性的な発言を繰り返したとして、それぞれ出勤停止30日間と10日 間の懲戒処分を受け、降格。
男性側は、「事前の警告なしに懲戒解雇に次ぐ重い処分をしたことは不当」と主張していたそうです。
このオヤジたち、人権感覚のなさと時代錯誤の甚だしさには、開いた口が塞がりません。
本当に、どの面を下げて訴えたのでしょう。
仕事柄、人権や人事に携わっていて、こういう輩が一番困ります。
センスも品もありません。
六代目三遊亭圓生「夏の医者」です。
https://www.youtube.com/watch?v=Nds824nMRAE
そして、圓生師匠が語る「寄席育ち」。
https://www.youtube.com/watch?v=nKGLGjzVqb4
https://www.youtube.com/watch?v=ksBLgRflLkI
先日、圓生師匠が亡くなる直前の音源と言うのを見つけました。
1979年9月3日、満79歳の誕生日に、急逝されましたが、その僅か2日前の録音だそうです。
恐らく、圓生師匠の最後の音源だということです。
演目は「夏の医者」です。
京須さんの「圓生の録音室」でも触れられていましたが、圓生師匠は、あの日習志野での落語会で、急な心臓発作で還らぬ人になったのですが、数日前に酷くお腹をこわしていたそうで、これは心臓の病気と無関係ではないそうですから、この高座の時も、圓生師匠の身体の中では、あの瞬間までのカウントダウンが、冷酷に続いていたのでしょう。
そんなことを知って聴くと、ちょっと息苦しくなってしまいます。
大阪だけではないかもしれませんが、ホテル予約が取りづらくなっている気がします。
確かに、受験、転勤、入社のシーズンですから、普段より混み合うとは思いますが、尋常ではないんです。
大阪の定宿も、WEBでは満室でしたが、何とか部屋は準備してくれました。
しかし、ツインルームですから割高になりました。
さらに、3月中旬、4月中旬は、全て満室になっています。
仕方がないので、別のホテルを確保しましたが、こことて混雑気味で割高です。
チェックインの時に、「中国等からの旅行客が物凄く増えているの?」と尋ねると、フロントの担当者は「えぇ、かなり…」と、明確な表現ではありませんが、否定はしませんでした。
今夜は、いつもより広い部屋で、ベッドも2つありますから、ベッドに横に寝てみようかなんて、バカなことを考えています。
驚き半分、さもありなん半分の話題。
公道に設置されている郵便ポストの95%が違法だという。
公道の郵便ポストの95%にあたる2万5 345本が、道路交通法に基づく道路使用許可を受けないまま違法に設置。
民営化後に必要となった申請手続きを怠っていたのが原因。
歩行者の通行を妨げるなど安全上問題があるポストも3949本に上っている……。
探すとなかなか見つからず、用事のない時はやたらと目について邪魔だったり。
最近、環境の変化と民営化で、公衆電話(ボックス)と郵便ポストが少なくなりました。
いよいよ春ですね。
3月号は落語協会の春の新真打の紹介。
三遊亭司・喬之進改メ柳家小伝次・麟太郎改メ柳家海舟・
う勝改メ桂右女助・遊一改メ入船亭扇蔵・金原亭馬治・
馬吉改メ金原亭馬玉 ・さん弥改メ柳家さん助・右太楼改メ
柳家燕弥・ぬう生改メ三遊亭彩大 の10名。
……やはり大量真打と言うことでしょう。
払い込んでいる定期購読料が4月号までなので、また1年分を振り込まないといけません。
私はこう見えても法学部の出身です。
確かに、就職の時はひたすら法学部であることを隠しました。
落研部員のみをアピールして、社会に潜り込みました。
このブログでも、ジュリストの片鱗を感じた方はいないでしょう。
1896(明治29)年に定められて以来、ほとんど改正されて来なかった「契約」に関する民法の規定(債権法)を、現代社会に合わせて大幅に見直すべきだと、法制審議会(法相の諮問機関)が、法務大臣に答申したそうです。
法務省は3月までに 改正案を通常国会に出す方針で、成立すれば民法の制定以来約120年ぶりの抜本改正となります。
答申はインターネットでものを買うことが多くなったり、お金の貸し借りなどが多様化したりしている現代社会に、法律を合わせるのが狙いで、消費者保護の観点も多く盛り込まれているそうです。
ものを買ったり、契約をしたりする前に、消費者に示される「約款」のルールを明確化。
買い手が読まずに契約して、後からトラブルになることも多く、答申は、約款に書かれた内容は有効と認めた上で、消費者が著しく不利益を受ける内容は契約後に取り消せるとしているとか・・・。
世の中、価値観も多様化していますし、権利主張も激しくなっているし、色々考えないと。
ますます「大工調べ」という噺が、理に合わなくなって来ます。
上野を終着駅とするJR宇都宮線、 高崎線、常磐線を直接、東京に乗り入れるようにする新たな路線「上野 東京ライン」が来月開業するのを前に、試運転の様子が公開されました。
宇都宮線と高崎線は東海道線との直通、我が常磐線は品川までの直通運転が行われます。
乗り換えがなくなることで到着時間が短くなるほか、並行して走る山手線や京浜東北線の混雑の緩和につながり、乗客の利便性が向上するというふれこみですが。
個人的には、東京駅まで直通で行かれるのは朗報ですが、上野始発が少なくなって、座って帰ることが出来るチャンスは減るかもしれないのが、やや気になるところです。
上野駅の途中駅化が進んで、街が寂れなければ良いのですが。
上野東京ラインて、要するに御成街道と重なりますから、御成ラインなんですね。
某生保会社がやっている「サラリーマン川柳コンクール」で、4万通を越えるの応募の中から100句のノミネート作品が発表されました。
会社や家庭での切ない 情景が浮かんでしまいますね・・・・。
この100句の中から、公式サイト内の投票によって大賞が決定するそうです。
まぁ、皆さんよく考えますねぇ。
・妖怪か ヨー出るヨー出る 妻の愚痴
・おつぼねを レジェンドと呼ぶ 給茶室
・是非欲しい 家庭内での 自衛権
・長生きは オリンピックが 生きがいに
・ありのまま 食欲のままに 雪だるま
・夜通しで ウォッチに並ぶ サンタたち
・アナとユキ わたしゃ胃にアナ 医者にユキ
・休みます LINEの文字は 元気そう
・人類の 進化の果てか スマ歩行
・アナ雪を 歌う妻見て 寒くなり 等々・・・。
学士会落語会の森ヶ家二八委員から、十周年記念例会出演正式決定のご連絡をいただきました。
学士会落語会十周年記念例会出演者各位
来る9月19日の学士会落語会十周年記念例会に出演をお申し出いただき有難うございました。
先日の企画会議で決定いたしました。
これからご研鑽下さるようお願い申し上げます。
まだ時間がありますが、高座名、演目、時間、出囃子を分かり次第お知らせください。
・・・ということで、いよいよということになりました。
桃の節句に、女の子の健やかな成長や人生の幸福を祈って飾られるのが雛人形です。
ところが、最近は、女の子のお祝いとしてだけでなく、成人した大人の女性たちが“自
分用”として、新たに購入するケースが増えているそうです。
季節のインテリアとしての需要が高く、20〜70代と世代を問わず人気だそうです。
孫の初節句に、自分のための“ついで買い”をする60歳以上の女性も多いということです。
「自分へのプレゼント」という訳ですね。
それはそれで良いことだと思います。
郷里のローカル線がニュースに登場。
身延線下り列車が、停車予定の井出駅を通過。
降車予定の3人の乗客が影響を受け、特急を含む上下2本に最大12分の遅れが出て、約90人の足に影響が出た。
運転士のうっかりが原因のようです。
落研現役部員の暇楽家十三さんから、3月21日に予定している「現役OB交流会」の学生参加者がさらに3名増えたとの連絡がありました。
元々は3名ぐらいだったのが、先日は6名に増えて、さらに十三さんが目一杯頑張ってくれて、9名ということに・・・。
嬉しい悲鳴です。
こりゃあ、賑やかにになりますね。
在京OBの方々も、同数ぐらいは参加してくれるでしょうから。
ついでに、学士会(落語会)への入会の予約もしてもらえると、代表委員の三山亭多楽師匠に喜んでいただけるのですが。
師匠の「火事息子」「はてなの茶碗」「長屋馬」「人情八百屋」の高座本をいただきました。
どの噺も、いずれはチャレンジしたいものばかり。
「火事息子」は、師匠のオチは「ご近所にお礼に行かせます」ではない、オリジナルなものです。
「はてなの茶碗」は、京都弁が難しいから・・・。
「長屋馬」は、一般には「妾馬(八五郎出世)」と呼ばれている噺を師匠が通しで編集したもので、師匠の高座本では最多のページ数になっているそうです。
「人情八百屋」は、圓窓師匠が唯一立川談志師匠から直接教わったという噺。
談志師匠とは違ったオチにしているそうです。
「唐茄子屋政談」の後半部分と似たストーリーが発端の、ちょっと痛ましいストーリーですが、いつかやってみたい。
その時は、出囃子は談志師匠の「木賊刈り」で出て、圓窓師匠のオチで演じてみたい。
学士会落語会の委員である愛し亭朝大師匠から、OB会のMLに投稿がありました。
今年9月の例会は、学士会落語会創立10周年記念ということで、「会員による落語実演」の予定です。
年初から、出演希望者の募集が行われていましたが、先週の企画会議で出演者が正式決定したということです。
途中の段階では、東大と東北大から各3名のエントリーということでしたが、最終的には京大の方が加わり、7名出演での落語会になるとのことです。
東大落語会は、三山亭多楽・風呂家さん助・和朗亭南坊の三師。
我が東北大は、談亭志ん志・喰亭寝蔵の二師と不肖金願亭乱志。
そして、京大の方。
いずれにしても物凄い顔ぶれです。
・・・とは言え、今の私の状態では、名人・上手に伍す自信がありません。
5周年記念例会での「ねずみ」は、怖いもの知らずで演りましたが。
それなら何故、今回の募集に応えたんだと言われるかもしれませんが、あと半年すれば、いくらか自信も蘇って来るでしょうから。
時間も20分程度と限定されていますので、「長い・暗い・つまらない」芸風では、何を演ったら良いのか・・、これも悩みの種になります。
某落語会についてのとあるツイート。
(某落語会の)高座返しの方、前座さんではないんだろうなぁ。
座布団の切れ目、縫い目を客席側に。
○○師匠は気づいていて、座るときに目線が出てたからなぁ。。。
確かに、こういうことって、知ってしまうと、実に気になりますね。
かなりの落語ファンでも、意外とこの縫い目のことは知らない人が多いようです。
最近の安い座布団は、四隅に縫い目のあるのもありますし。
気にし始めると、気になってしまいますね。
三遊亭圓丈師匠が、「高座学・座布団の基本」と、こんな薀蓄を仰っています。
座布団というのは、一見、正方形のように見えるが、よく見ると前後に少し長く横は、やや短い。
(横)55cm×(縦)62cmとか、わずかに短い。
縦横は、いつも維持するようしなければいけない。
縦は縦!横は横!縦と横はチャンと維持しなければならない。
しかし、実際、そんなことに気がつかないで高座に座布団を置いている人は多い。
座布団は、必ず前後があり、縦と横がある。
座布団は、長方形のキレを3辺を縫い合わせて座布団を作る。
すると1辺だけ縫い目のない辺がある。その縫い目がないのが正面になる。
その正面はいつも正面にするようにする。
高座返しと言うが、座布団をひっくり返す時は静かに座布団をひっくり返す。
バタンと返すと客席に埃が立つ。
しかし、実際にそんなに埃がたつ訳ではないが、たつと思われるような座布団返しはしない。
ところがどう言う縫い方をしたんだか、中には4辺全てに縫い目がある座布団。
こんなは座布団じゃない。。
それから、座布団にチャックが付いてる座布団!
とんでもねえ。
そんな座布団でいい芸が出来るか?
落語家をなめるな!もうギャラを倍くれ!!
縫い目のない1辺が正面で、高座ではこの1辺を客席に向けて置くことになっています。
唯一縫い目のない、切れ目のない辺を正面にして、お客さまとの縁も切れ目がないようにと言う縁起担ぎでもある訳です。
今夜は「五代目柳家小さん」特集でした。
◇狸賽 柳家小さん
◇出来心 柳家小さん
「出来心」は、2年生の時の「花色木綿」で、随分参考にさせていただきました。
「失敗をしてよろしいでしょう。泥棒でもって成功して、窃盗会社の重役になったなんて、あんまり感心出来ない話ですな」・・なんて。
久しぶりに昼下がりの上野の駅の周辺を歩いてみました。
アメ横も賑わってはいるものの、天気と東京マラソンの影響か、それほど混雑はしていませんでした。
上野駅の正面改札口前の広場は、来月開通する北陸新幹線の大きな宣伝幕が吊り下げられています。
「台東瓦版」をパンフレットスタンドで見つけました。
「下町看板娘」の特集で、楽しみに中を見たら、中には"20世紀の"看板娘をいました。
3月のJRのダイヤ改正で、「上野東京ライン」の運行が始まり、上野駅はさらに「途中駅」のイメージが強くなってしまいます。
しかし、私にとっては、池袋・新宿・渋谷のような極端な喧騒のない上野がいいですね。
上野は"おいら"の「心の駅」ですから。
以前からそうだったんですが、躊躇しても、ファイティングポーズが取れなくても、迷った時も、とりあえず稽古会に出ることですね。
弱い自分が情けない・・・・。
考えてみたら、稽古をするもしないも、全て自分のことで、まさに「自己責任」です。
師匠から、上手くなってくれと頼まれた訳ではないんですから。
不思議なもので、稽古場で、メンバーの皆さんや師匠と話をさせていただくのは、何にも代えがたいものがあります。
暫く、私事で参加出来なかったので、ちょっと後ろ向きになってしまいました。
今日は、風邪で咳が止まらないと言う新参さん以外の5人が参加。
館山の千公さんは、郷里の福島から、お母上の所へ立ち寄っての参加です。
◇桃太郎 三流亭百梅
◇死神 三流亭越児
◇蒟蒻問答 三流亭流三
◇五人廻し 三流亭窓口
◇饅頭怖い 三流亭千公
既に、越児さんと窓口さんと千公さんは、高座本・ネタ本を離れての稽古です。
百梅さんも順調な仕上がりです。
私は、今夜から、毎晩稽古を課して行かないと、3週間後の千早亭に間に合わない…。
あぁ、今日は落語っ子連の稽古会だ……。
とにかく稽古不足で、ちょっと行きたくない症候群に陥りそう…。
昨夜からは、布団の中で「ナイツ」の漫才と「林家三平」師匠ばかり聴いていました。
最近は完全なスランプです。
落語に自信をなくしている…。
◇写真の仇討ち 二代目三遊亭圓歌
初めて聴く噺でした。
昭和37年11月の音源だそうです。
対談では、
「江戸しぐさ」は作られたものだと言う、ゲストのコメントがありました。
昔は良かった・・と、今を悪く言うのでは駄目なんでしょう。
先日のNHKの夜9時のニュースで、気になったこと。
夜9時半頃、外からの中継での記者のこんな一言・・・。「現場は、日もすっかり暮れて・・・・」と。
何か違和感がありました。
「日が暮れた」という刻限とは、冬場の今であれば、午後6時半から7時頃ではないか・・?
夏でも、午後8時ぐらいまででしょう・・・。「現場は、夜も更けて(来て)・・・」の方が、すっきりすると思うのですが・・・。
あっ、そうか!
もしかすると、7時台のニュースで言ったのと同じ原稿を読んだのでしょう。
何か・・・センスがないというか、感性が鈍いというか・・・。
なかなか読めない漢字です。
「てんきりげん」と読むそうです。
面白いツイートを見つけました。
天気予報がなかった時代、人々は空の色や風向き、地形、動物の様子などから天気を予想し、生活に役立てていました。
「月に笠がかかると雨」「夕焼けの次の日は晴れ」など、耳にしたことがありますよ。
天気にまつわる、このような諺を「天気俚諺(てんきりげん)」と呼ぶそうです。
気象学の見地からは説明のつかないものがほとんどだそうですが、生活の中では、かな
り参考になるものがあります。
◇スズメが朝早くからさえずる時は「晴れ」
スズメは、日の出の少し前に目覚める習性があります。
日の出前に、雲が少ない(晴れている)場合、スズメは太陽光の刺激をたくさん受けることになるため、曇りや雨の
日よりも早い時間帯から、盛んに鳴き始める。
また、太陽がきれいに見えることで、日が昇ったことがハッキリわかり、スズメが一斉にさえずり始める。
雨が止むかを判断するにも、スズメの習性が役立つようです。
雨が小降りに(止みそうに)なると、スズメはいち早く行動を開始しますから、スズメのさえずりが聞こえたら、もうすぐ雨が止むということ・・。
◇トンボが低く飛ぶ時は「雨」
トンボのえさとなる小さな虫たちは、雨が降りそうになるといつもとは違う場所に身を隠したり、羽根が湿気を含んで高く飛べなくなったりします。
それにつられて、トンボもいつもより低い位置を飛ぶようになるのだそうです。
同じ理由で「ツバメが低く飛ぶ時は雨」ともいわれます。
◇ごはん粒がお茶碗からきれいにとれると「雨」
ごはんを食べた後、茶碗を放っておくとごはん粒がこびりついてしまいます。
同じ水加減で、同じ分量のごはんを炊いているのに、日によってこびりつき方が違うと感じることがあります。
これは、湿度の変化によるものです。
湿度が低いとごはん粒はすぐ乾燥し、こびりつきやすくなります。
逆に、低気圧が近づき湿度が高くなると、ごはん粒は乾燥しづらく、茶碗から洗い流しやすくなるという訳。
東京都庁舎前→(都庁通り)→都庁北交差点→(北通り・都道新宿副都心8号)→新都心歩道橋下交差点→(青梅街道・靖国通り・外堀通り)→飯田橋交差点→(目白通り)→飯田橋一丁目交差点→(専大通り)→西神田交差点→(専大通り・雉子橋通り・内堀通り)→祝田橋交差点→(内堀通り)→日比谷交差点→(日比谷通り)→芝五丁目交差点→(第一京浜)→品川駅手前(折り返し)→(第一京浜)→芝五丁目交差点→(日比谷通り)→ 日比谷交差点→(晴海通り)→銀座四丁目交差点→(中央通り)→日本橋交差点→(永代通り)→茅場町一丁目交差点→(新大橋通り)→浜町中ノ橋交差点→清洲橋通り→東日本橋交差点→清杉通り→浅草橋南交差点→江戸通り)→駒形橋西詰→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒形橋西詰→(同じルートを戻る)→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→築地→(佃大橋・朝潮大橋・春海橋)→豊洲→東雲一丁目→(都橋通り)→東京ビッグサイト(江東区有明)ゴール (42.195km)
・・・明日は、天気は荒れ模様、「春一番」が吹くかも・・・。
メジャーではないが、仙台で大人気の人たち、「声で魅了する3トップ」ということで、某テレビ番組で紹介されていました。
庄子恵子、ニホンジン、ワッキー貝山・・・。
民謡歌手とグループバンドとお笑いタレント・・だそうです。
ニホンジンという3人グループは、全員東北大学の出身者(在学中も)で、とても気になりました。
今月メジャーデビューしたばかりだそうです。
東北大学在学中に結成。
宮城県仙台市を拠点とし、3人は現在共同生活を送っている。
ニホンジンプロジェクトは事務所スタッフもメンバーとして所属している劇団。
総勢9名が演者となってYouTube「今日のニホンジン」を毎日夜7時に配信している。
職業ソングプロジェクトと称し、日本の様々な職業につくリアルな想いを唄にする活動を行っている。
現在までに発表されている職業ソングは「美容師」「教師」「看護師」「お笑い芸人」「画家」「料理人」「新聞記者」「知事」「ブライダルカメラマン」「タクシー運転手」「介護士」「ラジオDJ」など。
職業ソングは全て宮城県の出身者か在住者と制作を行っている。
学士会落語会第57回例会のご案内をいだきました。
今回は、古典落語実力派「三遊亭吉窓」師匠をお迎えして、じっくりと噺を聴こうという企画。
○ 日 時: 平成27年3月21日(土)
13時30分受付開始 14時開会
○ 会 場: 学士会館2階 202号室
○ 番 組: 落 語 三遊亭時松 「花見酒」
落 語 三遊亭吉窓 「そば清」
仲入り
落 語 三遊亭吉窓 「ねずみ穴」
対 談 三遊亭吉窓 VS 長束委員
吉窓さんがメインゲストですから、これは外せないというだけではなく、仙台から現役落研部員の皆さんにも来てもらうことになりました。
「落語会会員の同伴者」も、入場可能ですから、現役部員の皆さんも喜んでくれることでしょう。
吉窓さんに、寄席の踊りをやっていただきたいと思うのですが。
今度の日曜日の落語っ子連の稽古会の後は、吉窓さん指南の寄席踊りの稽古会ですから、お願いしてみようか・・・。
旧暦の正月である春節。
中華圏では最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国や台湾のみならずシンガポールなどの中華圏国家では数日間の祝日が設定されているそうです。
中国では、その春節が大型連休になっているそうで、日本への旅行者が著増しているようです。
「円安が進んだことで、中国人観光客にとって日本が渡航先として人気」で、その購買パワー(人数と量)の物凄さから「爆買い」と言われているようです。
昨日の都内の盛り場(銀座や秋葉原など)には、観光バスが列を連ね、買い物ツアーでごった返したと、ニュースでも伝えていました。
ところで、この中国人観光客が日本で購入する4大商品が紹介されています。
まず、中国人観光客が日本で「爆買い」する理由は主に2つあるとし、1つ目は商品の品質が良いこと、2つ目は価格が安いこと。
さらに、中国人観光客が日本で購入する4大商品は「魔法瓶」、「セラミック包丁」、「洗浄便座」、そして「電気炊飯器」。
日本製品の品質の良さ、しかも中国国内より半額もしくは3分の1の価格で購入できるそうですから、中国人観光客が群がるのも分かろうと言うものです。
中国人観光客が大挙して来日し、日本製品を買い漁って行く・・・。
それは当然でしょう、浚渫(しゅんせつ・春節)ですから。
東京での落研部員とOBとの交流会の企画が固まりました。
暇楽家十三さんから連絡があって、何と、6名もの学生さんが参加してくれるそうです。
3月21日(土)の学士会落語会に参加して落語鑑賞の後、懇親会をやろうという・・・。
OBの方々の参加も固めたいと思います。
楽しくなって来ましたよ。
私の人間ドックでのネックは、バリウムと採血です。
バリウムを飲むのは全く苦痛ではないのですが、台が頭が逆さまになるのが大変で(゜o゜;
・・・・。
しかし、最近はあまり長時間逆さ吊りにされることがなくなった気がします。
飲むバリウムの量も少なくなったかな?
さて、問題は採血ですよ。
はっきり言って、これは採血担当者の腕に左右されますね。
外からは見づらい血管を見つけて、迷わずに刺す。
下手な人に当たると、“鉱脈”が見つけられなかったり、“採掘”が稚拙だったりすると不幸です。
頼りなさそうな若い女性が採血をしていました。
私の3人前から苦戦しているようで、いずれもなかなか一発で鉱脈が見つからない様子。
2人目の初老の男性には、両腕の何ヶ所かで“試掘”を試みたようですが、結局掘り当てられず、中止したようでした。
「おいおい、大丈夫かよ?」と訝しさ満点。
次の女性にも左右の腕を探した挙句、やっと採掘したようです。
さて次は私の番。
私が席に座ったと同時に、なかなか捌けないので渋滞が始まったことに気がついたか、隣の席にベテランが座って、窓口が2ヶ所になりました。
おいおい、もうあとちょっと早く開けていてくれたら、私も隣のベテランにやってもらえたのに・・と、不安は募るばかりです。
・・・そして、その不安は的中しました。
お姉さんが、私の左腕の血管を探して、無造作に針を差し込むと、血液が出て来ました。
ヤレヤレと一安心したのも束の間、2本分採取したところで、"井戸"が枯渇したものか、血液が出なくなってしまいました。
すると、このお姉さん、「あれぇ?」と、針を押したり引いたり、先を動かしたり…。
「痛ッ!痛いよ!若旦那ぁ!」・・・、
もうすっかり「幇間腹」の一八の料簡です。
すると若旦…じゃなくて、このお姉さん、やおら針を引き抜くと、今度は右腕を探し始め、2本目の迎え針を刺して来ました。
・・・そして、何とか残り2本への採取には成功しました。
ほぅら、私の両腕には、四角い絆創膏が貼られました。
いやはや、酷い目に遭いました。
もしかすると、血液は、別々の2ヶ所で採取されましたから、違ったデータが出て来るかもしれません。
片やO型、此方A型・・・、そんなことはありませんが。
ならした幇間の一八っつぁんですが、自慢の腕に針を刺されて、鳴りませんでした。
「幇間腕」というバカバカしいお笑いで・・・。
「素晴らしい!これは成功例です!」
最後の医師との面談で、こんな言葉を頂戴しました。
まだ全ての結果が出た訳ではありませんが、「メタボではありません」と、お医者さんから明言していただきました。
…人間ドックから、こんな清々しい気持ちで帰るのは、何年ぶりでしょうか…。
健康って良いものですね。
リバウンドしないように、これからも心して行かないといけません。
ところで、今日私が使ったのは【43番】のロッカーでした。
あれっ?
右隣が【42番-1】、左隣は【43番-2】になっています。
そうなんです。
本来ならば、【42番】と【44番】となるところを、縁起をかついでいるのでしょう。
すり鉢を“あたり鉢”、スルメを“あたりめ”と言うが如し。
スリッパを“あたりッパ”って言った人がいるそうですが、これはそのままの方が良いようで…。
メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態をいう。
日本語に訳すと代謝症候群、単にメタボとも言う。
以前よりシンドロームX、死の四重奏、インスリン抵抗性症候群、マルチプルリスクファクター症候群、内臓脂肪症候群などと呼称されてきた病態を統合整理した概念。
WHO、アメリカ、日本ではそれぞれ基準が違うようですが、「日本肥満学会(JASSO)」・・・嫌な名前ですね・・・の基準は・・・。
■腹囲 男性85cm、女性90cm以上(必須)。
かつ 血圧130/85mmHg以上。
中性脂肪150mg/dL以上または HDLc40mg/dL未満。
血糖110㎎/dL以上。
…の3項目中2項目以上。
生活習慣病は、自覚症状がないので、本当に恐ろしいですね。
健康であれば命も要りません。
思えば昨年の4月、お医者さんに脅かされて始めたダイエット。
昨年2月の人間ドックの数値と比べると、体重は9.5キロの減量となり、腹囲は84センチへ、BMIは24.2へと、少なくともメタボの基準はクリア出来ました。 !(^o^)/ !(^^)/ !(^^)!
血糖値などは、これからですが、今までの経過から恐らくかなり改善していると思います。
これで、人間ドックの私のデータ推移でも、もうデブだと言われないと思います。
まことに尾籠なお話で恐れ入りますが…。
今日は年に一度の人間ドック。
今年は、一年間のダイエットのおかげで、メタボ卒業の良い結果になればと祈っています。
ところが…。
ご存じのとおり、人間ドックには、事前準備して持参しなくてはいけない“モノ”(宿題)があります。
・・・ (゜o゜; それがなかなか出ないんです
昨日は大丈夫だったんですが…。
どうしよう…、焦るとなおさら引っ込むようで (-.-;) ……。
仕方ないので、ドックに行ってから、再度フン張ることにしました。
ヤレヤレ (^^;)。
先日の日曜日の「笑点」の演芸コーナーで、俳優の三宅裕司さんと小
倉久寛さんのコントが放送されました。
内容は医師と患者のコント。
腹に包丁が刺さった小倉さんが三宅さん演じる医師のもとに駆け込み、診察を頼んだが…という。
実は、このコントは、1月25日の放送で披露される予定だったのが、「国際情勢を配慮して」延期されていたそうです。
・・・例のあの邦人人質事件です。
この日のコントに対しては、「あのタイミングでこのコントはまずい」「過剰反応する必要なかった」「このネタのどこが問題あったんだ」など賛否両論が繰り広げられているそうです。
個人的には、所詮、たかが演芸番組ぐらいな気もします。
別にどうというコントでもなかったし、それほどの重要な番組でもないし。
日本人が得意な?「自重」「自粛」というやつですが。
「葛根湯(かっこんとう)」は、漢方の原典である「傷寒論(しょうかんろん)」、「金匱要略(きんきようりゃく)」に記載されている漢方薬で、頭が痛い、首筋や背中が凝るる、熱があり寒気がするといった「風邪のひき始めの症状」に用いられるほか、「肩
こり」、「筋肉痛」等にも用いられています。
落語のマクラにも登場しています。
葛根湯医者というのがございまして、こいつは無闇に、葛根湯ばかり飲ませたがる。
「お前さんはどこが悪いんだ?」
「先生、どうも、頭が痛くてしょうがねぇんですがねぇ。」
「んー、頭痛だなぁ、そりゃ。
葛根湯、やるから、飲んでごらんよ。」
「お前さんは?」
「腹がしくしくいてえ(痛い)んです。」
「腹痛てえんでぇ、そりゃ。葛根湯やるから、お飲み。そっちのほうの方は?」
「どうも、足が痛くって、しょうがないんですがねぇ。」
「足痛(そくつう)てえんだよ、そりゃ。 葛根湯やるから、一生懸命、お飲み。 その後ろの人は?」
「先生、あっしは、目が悪くってねぇ。」
「ん、そりゃ、いけないなぁ。目は眼(まなこ)といってなぁ、一番、肝心なところだぞぉ。葛根湯やるから、せいぜい、お飲み。その隣の方は?」
「いや、兄貴が目が悪いから、一緒に付いて来たんで。」
「そりゃ、ご苦労だなぁ。退屈だろう。葛根湯やるけど、飲むか?」
新潟県在住の喰亭寝蔵師匠から、落研OB会のMLに、新潟大学落語研究部の「ときめいと寄席」の投稿がありました。
新潟大学落語研究部の発表会「ときめいと寄席」に行ってまいりました。
20回という記念発表会で、東北大学落語研究部の
「暇楽家十三」さんが特別出演でした。
「初天神」を上方落語で、、、。
明るいにぎやかな芸で、会場は爆笑の渦でした。
・・・暇楽家十三さん、大活躍の様子です。
他の演題は、
「動物園」、「鰻屋」、「ろくろ首」、「干物箱」
「湯屋番」、「黄金の大黒」。
寝蔵師匠の感想。
いやいや、実に豊富な活動。
この「ときめいと寄席」は年4回、
定期公演会が2回、学内発表会が3~4回、
その他、市民との合同発表会にも参加、、、、。
どうりで、皆さん、高座慣れして、落ち着いたもの、、、。
寝蔵も、おおいに刺激を受けてまいりました。
・・・いやいや、まことに結構なことで。
暇楽家十三さんとは、東京で、現役部員の皆さんと在京OBとの交流会を企画しています。
それぞれ刺激し合うことが出来ればありがたいし、さらに稽古会や落語会の共催が出来たら良いと思っています。
http://tohokuochiken.blog56.fc2.com/blog-entry-394.html
思えば、去年の2月14日からの大雪で、郷里の山梨県は歴史的な積雪を記録し、停電したり、孤立する集落が相次ぎました。
息子の結婚披露宴は、去年の今日でした。
相手(嫁)の実家が九州なので、来賓も大変な苦労をして、駆けつけてくれました。
ところが、私の母だけ、大雪のために身動き出来ず、披露宴に来ることが出来ませんでした。
新婦側の親族や、新郎新婦の友人たちは、想像を絶する大雪に、東京に辿り着けるか、本当にやきもきしたものでした。
披露宴のお開き前の親族代表の挨拶で、私はこんなことを申し上げました。
結婚披露宴の日に雨が降ったりすると、「雨降って地固まる」などと言う祝辞を頂戴するものですが、こんな記録的な大雪に「雪降って父固まる」でした。
・・・荘厳な挨拶のマクラに、会場は大受けでした。
あれから1年経ちました。
おかげさまで、2人の間に元気な男児(内孫)を授かり、3人で幸せに暮らしています。
桂やまとさんの、面白い、実感のこもったツイートです。
「不動坊」をやった翌朝から両ももの筋肉痛に必ず悩まされる。
幽霊に化けた噺家と吉公とのやりとりで上下運動するため。
翌日の予定を熟考してからでないと決意できない一席「不動坊」。
しかし今日予定があるにも関わらず、昨日やりたくてやってしまったので自業自得の一日……分かります、分かります。
我々素人は、正座しただけでも、翌日痛みが残ったり。
私も、「鰍沢」の時は、腰と太腿に来ました。
この噺は、さほど大きな仕草があるわけではないのですが、囲炉裏にあたりながらの会話があったりするので、腰にもかなりの負担になります。
以前、権太楼師匠が、膝の半月版を損傷されましたが、落語は、傍から見ている以上に「重労働」なんです。
やまとさん、続いてのツイートが面白い。
両ももの筋肉痛がつらいので、筋肉痛にも効くと書いてあった葛根湯を飲んで寝た。
全然効かなかった。
痛い。
・・・葛根湯ですか。
東京で開催するOB落語会をスタートして、今年でちょうど5年。
第3回目から「お江戸あおば亭」と名付けて、続けて第7回まで。
隔年で開催される仙台での「OB落語会」の年以外は、原則年2回のペースで開催して来ました。
突然ですが、今までの番組を振り返ってみました。
【第1回 お江戸OB落語会】2010(平成22)年5月
◇NOVA寿限無 東風亭梅香
◇花筏 金願亭乱志
◇粗忽の使者 談亭志ん志
◇不動坊 井の線亭ぽんぽこ
◇長短 喰亭寝蔵
◇干物箱 桂友楽
【第2回 お江戸OB落語会】2011(平成23)年5月
◇たらちね 破れ家笑児
◇替り目 喰亭寝蔵
◇笠碁 南亭蕪生
◇子ほめ 杜の家くるみ
◇百川 談亭志ん志
◇佃祭 金願亭乱志
【第3回 お江戸あおば亭】2011(平成23)年11月
◇転失気 賀千家ぴん吉
◇カラオケ病院 桂友楽
◇厩火事 南亭蕪生
◇宿屋の富 喰亭寝蔵
◇六尺棒 破れ家笑児
◇薮入り 金願亭乱志
◇らくだ 談亭志ん志
【第4回 お江戸あおば亭】2012(平成24)年6月
◇開口一番(子ほめ) 金願亭乱志
◇黄金の大黒 桂友楽
◇へっつい幽霊 談亭志ん志
◇湯屋番 恋し家古狂
◇救いの腕 金願亭乱志
◇天狗裁き 喰亭寝蔵
【第5回 お江戸あおば亭】2013(平成25)年6月
◇饅頭こわい 井の線亭ぽんぽこ
◇豆屋 杜の家とん平
◇粗忽の使者 南亭蕪生
◇やかん 破れ家笑児
◇万金丹 談亭志ん志
◇居酒屋 賀千家ぴん吉
◇つる 桂友楽
◇狸の札 杜の家くるみ
◇揺れるとき 金願亭乱志
【第6回 お江戸あおば亭】2013(平成25)年11月
◇鼓ヶ滝 杜の家頓平
◇粗忽長屋 談亭志ん志
◇宗論 恋し家古狂
◇青菜 井の線亭ぽんぽこ
◇支倉常長伝 桂友楽
◇松山鏡 愛し亭朝大
◇かたきの首 喰亭寝蔵
◇千早振る 杜の家とん平
◇長短 杜の家くるみ
◇抜け雀 金願亭乱志
◇出来心 賀千家ぴん吉
【第7回 お江戸あおば亭】2014(平成26)年5月
◇小言念仏 杜の家くるみ
◇紙屑屋 破れ家笑児
◇天災 杜の家とん平
◇親子酒 南亭蕪生
◇いかけ屋 談亭志ん志
◇二十四孝&踊り 恋し家古狂
◇酢豆腐 喰亭寝蔵
◇鰍沢 金願亭乱志
そしていよいよ、5月30日(土)に東京堂ホールで、第8回お江戸あおば亭です。
テツ&トモ・・・いいですね。
今夜は、仙台で収録されたものでした。
昔から、ずっと仙台で収録されています。
私も、収録を聴きに行ったことがありました。
◇火焔太鼓 桂歌春
今は、「宮城県民会館」て言わずに、ネーミングライツで企業名が冠になっているんですね。
「宮城県」にあるのに、最初に「東京」と付く名前です。
やはり、東名高速を走行中、東海道新幹線が、新横浜駅―小田原駅間で発生した沿線火災のために、上下線で一時運転を見合わせているというニュースを知りました。
幸い1時間程度で、運転を再開したようでしたが。
帰宅してツイッターを見たら・・・。
本日開催予定でした、桂春蝶「DVD発売記念口演」は、東海道新幹線の運転見合わせにより、師匠が当店に到着することが
困難となりましたため、中止の決断に至りました。
会を楽しみにしてくださっておりました皆様には、心よりお詫び申し上げます。
ミュージック・テイト西新宿店のツイートでした。
「第156回卒業生追い出し落語発表会」と言っても、追い出しが156回目ではなくて、発表会が、創部以来回数を重ね、今回が156回目だということです。
【と き】 平成27年3月1日(日)
開場 12:00~
開演 13:00~
【ところ】 東北大学片平キャンパス内さくらホール
予約不要・入場無料
落研四年間の集大成!
最高学年部員が総出演する最後の発表会です!
いままでごひいきいただいたお客様のため 精一杯頑張ります。
後輩も先輩を送り出す気持ちで一生懸命です。
皆様お誘いあわせの上、お気をつけてご来場ください。
テレビ出演で、すっかりスターになった?「木村家一同」さんもコメントをしていました。
さて、3月1日13時から、私たち四年生の卒業公演である、追い出し落語発表会が開催されます。
場所は東北大学片平さくらホールでございます。
是非とも皆様お誘いの上、足をお運び下さいませ。
部員一同心よりお待ちいたしております。
仙台にお住いの方も、そうではない方も、是非
「ケータイ大喜利 in 宮城」をご覧の皆様、応援ありがとうございます!
最優秀作品に選んでいただきました、Rの人こと木村家一同でございます。
四年間で全国ネットに出られるとは思ってもみませんでしたが、落研に入部してよかったなと本当に思いました。落研に恩返しも出来ました。
私は卒業いたしますが、後輩達はこれからどんどん活躍してくれるだろうと思いますので、今後も応援よろしくお願いいたします。
http://tohokuochiken.blog56.fc2.com/blog-entry-392.html
放送では、「23年間生きて来た中で、一番嬉しい!」とベタなコメントをしていたのが、いかにも我が落研らしくて良かったかもしれませんね。
帰省の帰り道、東名高速から首都高速を走行中に、偶然放送されていて、「あぁ、そう言えば、落研の現役部員が、こんな名前の番組の収録に参加したと言っていたなぁ」と目を留めると、何とまさにその時のものでした。
本当は、先月下旬に放送予定だったようですが、重要なニュースが入ったりしたために、NHKの「自己責任」で、放送が延期されていたようです。
落研の現役部員が出演して、一番目立って、それはまことに結構なことでしたが、実にくだらない番組ですね。
こういうのが、今風のお笑いなんでしょうか?
現役部員の方々にどうのこうのというのではありません。
こんな番組が成り立っていることが信じられませんでした。
それはともかく、木村家一同さん、おめでとうございます。
一同さんは女子部員だったんですね。
落研HPでは、こんなふうに紹介されています。
高座名は「きむらやそろい」だが、彼女自身は木村さんではない。
落研では珍しい電車通学のため、活動の際も電車のダイヤが少し気になるお年頃である。
小さん系統の渋いネタをこよなく愛する落研のお姉さん。
・・・・「きむらやそろい」さんと読むんですか・・・。
最近、テレビや雑誌などで、「絶品」とか「絶景」とか「絶好」とか、最上級・最高水準の表現が氾濫・乱用されている気がします。
と言うより、出て来るもののほとんどが「絶品」という。
それから、受ける側も、何に対してもすぐに「感動]してしまう。
言葉の使い方やTPOが分からない、針小棒大表現ばかりです。
絶品というのは、例えば100のうちいくつか程度でしょう。
感動って、「いいね」ぐらいでは感動とは言わないものです。
だから、さらに上の状態を表現する言葉がなくなってしまい、仕方なく?「やばい」などという反語的な表現が幅を利かすことになってしまうのかもしれません。
絶品のカレーじゃなくて、とても美味しいカレー、でしょう。
絶景ではなくて、とても景色が良い、でしょう。
ところで、今日は、楽しみにしていた富士山の「絶景」スポットが、囲いに覆われてしまって、秀麗な富士の姿を撮ることが出来ませんでした。
いや、本当に絶景なんですって。
先週は、囲いがなかったので、こんな風に見えましたんですから。
富士川越しの富士山。
富士山の麓に広がる富士の街の遠景も見えるし。
富士川の上流は、甲斐の身延・鰍沢に。
昨年12月に、息子夫婦に男児が生まれたので、福岡に日帰りで行った時の搭乗券が残っていました。
急に出かけたので、航空会社も選ばずに行ったのですが、スカイマークでした。
既に、経営不安説が広がっていましたから、やや気にならないではありませんでしたが・・・。
先日、とうとう経営破綻してしまいました。
詳細に事実や内情を知る訳ではありませんが、環境が激変したとはいえ、やはりマネジメントの失敗だと思います。
こういう会社で、社長がマスコミに頻繁に登場するというのは、何か違和感がありました。
軽薄な感じがして、どうも信頼がおけないような。
経営の話題で登場するならともかく、テレビ・雑誌に芸能ニュースと同列に扱われるのですから、やはり驕っていたんでしょうか・・・。
飛行機は、全面的に自分の命を預けるのですから、それらしい安心感・安定感が欲しい。
(゚ー゚)美輪明宏さんのツイート。
みんな口を揃えて「時間がない」と言います。
でも何に追われているのかといえば、何にも追われていないのです。
ただ情緒的に慌ただしいと感じているだけ。
現実には時間は十分にあるのに、みんな時間割のつくり方が下手なのです。
・・・確かに。
だけど、今の問題は・・・、やはり時間が切迫している。
仕事も、落語の稽古も、何もかも・・・。
気がつくと、時間だけが過ぎている・・・。
瀧口雅仁さんのツイート。
新聞、雑誌、ネットを含め、落語を論じたい人は、何で入場料が高い!ことを書かないのだろう。
昨日も家人と話していたのだが、やはり落語会で4000円や5000円、6500円なんて高すぎる。
寄席だって、今は2800円と3000円近かったりもする。
それともそう感じるのは私だけなのか?
落語を語るということは、落語の周囲も語ることにもなる。
だから実際には語らなくとも、伝統芸能の知識や落語界に関する情報等を知っておくことも必要となる。
ここで提示する落語会の入場料も、過去20年の額と古今東西の落語会のザッとした平均額から導いた提案。
落語界の入場料はやはり高くなってきていると思う。
ベテランが出ても3000円前後が相場ではないのか? って、このことを某紙で記したら、担当記者からカットしてくれと言われた経験があるのだけれど……。
でも落語界の裾野を広げるためには必要な論なのではないかと思うのだが。
私が、落語徘徊を本格的に始めた時は、多くの落語会は2500円が多かった気がします。
例外的に、老舗の落語会やプラチナチケットで3000円程度。
かなり高いなぁと思って3500円ぐらいでした。
例外的に、渋谷パルコの「志の輔らくご」あたりは4500円から5000円ぐらいだったと記憶しています。
私が、志の輔さんのは「落語」ではなく、「らくご」というショーだと思う所以です。
例えば、月一回にゴルフに行く人の飲食費・交通費込みのコストと比較してみると、落語を平均3000円弱として、年間60回程度は行くことが出来るはずです。
要するに、ゴルフに月一回行くのと、毎週落語を聴きに行くのと同じぐらいだと踏み、徘徊を始めました。
ゴルフなどより、よほどコストパフォーマンスが良いと思いました。
最近はどうでしょう・・・?
「東京かわら版・2月号」に広告が載っている、主な落語会の入場料を調べてみました。
◇池袋演芸場(寄席) 2500円
◇鈴本演芸場・浅草演芸ホール(寄席) 2800円
◇末廣亭(寄席) 3000円
◇渋谷に福来たる(毎日新聞落語会) 3700円
◇長講三人の会(さん喬・権太楼・桃太郎) 3500円
◇座・高円寺寄席(高円寺演芸まつり) 3000円
◇柳家三三独演会「春」 3400円
◇柳噺研究会(小燕枝・小里ん・雲助) 2500円
◇特選落語会(喬太郎・談笑・兼好・一之輔) 4200円
◇立川志らく独演会 3000円
◇立川ぜん馬 春の独演会 3000円
◇白鳥&白酒二人会 3300円
◇渋谷道玄坂寄席(白酒) 3800円
◇あだち落語会(文菊・三四郎) 3000円
◇三田落語会 3000円
◇千住落語会(文治・夢吉・歌丸) 3500円
◇紀伊國屋寄席 3300円
◇東京落語会 2470円
◇志の輔らくごinPARCO 6500円
◇春風亭昇太独演会 3500円
◇落語教育委員会(喜多八・歌武蔵・喬太郎) 3600円
◇COREDO落語会(小朝・志らく・花緑) 5000円
◇大手町独演会(白酒) 3900円
・・・・いろいろです。
若手だとか、会場によっては、安い会もありますが、確かに高くなっているかもしれません。
個人的な会や後援者が主催する会などは、1000円だとか2000円なんていう会もありますか。
大手町や日本橋などで、最近完成した高層ビルでのホール落語や、プロダクションとか大手ビジネスが入って来ると高い。
素朴に、今でも3000円、かなり頑張って3500円あたりまでだと思います。
勿論、出演する噺家さんにもよりますが。
王子稲荷の狐は、昔から人を化かすことで有名だった。
ある男、王子稲荷に参詣した帰り道、一匹の狐が美女に化けるところを見かける。どうやらこれから人を化かそうという腹らしい。そこで男、「ここはひとつ、化かされた振りをしてやれ」と、大胆にも狐に声をかけた。
「お玉ちゃん、俺だよ、熊だ。よければ、そこの店で食事でも」と知り合いのふりをすると、「あら熊さん、お久しぶり」とカモを見付けたと思った狐も合わせてくる。
かくして近くの料理屋・扇屋に上がり込んだ二人、油揚げならぬ天ぷらなどを注文し、差しつ差されつやっていると、狐のお玉ちゃんはすっかり酔いつぶれ、すやすやと眠ってしまった。そこで男、土産に卵焼きまで包ませ、「勘定は女が払う」と言い残すや、図々しい奴で狐を置いてさっさと帰ってしまう。
しばらくして、店の者に起こされたお玉ちゃん、男が帰ってしまったと聞いて驚いた。
びっくりしたあまり、耳がピンと立ち、尻尾がにゅっと生える始末。
正体露見に今度は店の者が驚いて狐を追いかけ回し、狐はほうほうの体で逃げ出した。
狐を化かした男、友人に吹聴するが「ひどいことをしたもんだ。狐は執念深いぞ」と脅かされ、青くなって翌日、王子まで詫びにやってくる。
巣穴とおぼしきあたりで遊んでいた子狐に「昨日は悪いことをした。謝っといてくれ」と手土産を言付けた。
穴の中では痛い目にあった母狐がうんうん唸っている。
子狐、「今、人間がきて、謝りながらこれを置いていった」と母狐に手土産を渡す。
警戒しながら開けてみると、中身は美味そうなぼた餅。
子狐「母ちゃん、美味しそうだよ。食べてもいいかい?」
母狐「いけないよ!馬の糞かもしれない」
・・・なかなか面白い噺です。
初代三遊亭圓右が上方噺の「高倉狐」を東京に移したものだと言われます。
人を化かすと言われる狐が逆に人に化かされる顛末を描いていますが、一種の考えオチでしょう。
噺の中に出て来る「扇屋」さんは、今でも卵焼きで有名です。
落研の暇楽家十三さんからメールがありました。
こちらはテストも終わり、みな、春休みに入り嬉しそうにしております。
さて、以前にお話させていただいておりました、東京での現役とOBさんの交流会のようなものをやろうという企画ですが、学生は春休みですので、平日でも全く問題はありませんが、皆さまのご都合もお有りでしょうから、都合の良いお日にちをご指定いただけると嬉しく存じます。
・・・ということで、日程の調整とメニューを考えることにしました。
確か、3月は、「学士会落語会」の例会があったはず。
ただし、参加するには落語会会員、あるいは学士会会員限定だったかと思ったので、「学士会入会候補者」の見学とでもいう理屈をつけて、特別にお願いしようと思ったところ、どうやら会員の同伴者ということで、参加可能だということが判明。
そこで、3月21日の学士会落語会例会にご招待し、その後で懇親会という形でやりたいと、十三さんに提案することにしました。
非公式に打診したところでは、十三さんも大変乗り気になってくれたようですから、この線で進めて行きたいと思います。
詳細が確定した段階で、在京OBの皆さまに改めてお知らせすることにしたいと思います。
あの東日本大震災から今日で3年11か月、1434日。
被害の大きかった気仙沼市の海岸では、警察官や全国から集まったボランティアなどが今も行方が分からない人たちの捜索を行ったそうです。
今日は「建国記念の日」というより、「初午(はつうま)」です。
2月の最初の午の日。
稲荷社の祭であり、初午祭に初午詣(福詣)する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがあるそうです。
旧暦で行う事もあり、その場合は3月となる事もある。
稲荷社の本社である伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が和銅4年2月11日(711年3月4日。2月9日(3月2日)説もある)であったとされ、この日が初午であったことから、全国で稲荷社を祀る。
この日を蚕や牛・馬の祭日とする風習もある。
江戸時代には、この日に子供が寺子屋へ入門した。
本来は旧暦2月の最初の午の日であるが、現在では新暦2月の最初の午の日とされている。
そのため、元々は春先の行事だったのが、冬の一番寒い時期の行事となってしまった。
また今では2月最初の午の日とされるが、古来は、立春以降の最初の午の日に行われていた。
・・・と言うことで、お稲荷様の誕生を祝い、いなり寿司を食する。
もともと初午の日にはお稲荷様にお供えするものとして、その使者である狐の好きな油揚げが使われていました。
また、「油揚げに寿司を詰め込んだもの」もお供えされていました。
この「油揚げに寿司を詰め込んだもの」がのちにいなり寿司と呼ばれるようになったのです。
落語の「王子の狐」の舞台になっている「王子稲荷神社」では、毎年恒例の「凧市」が開催されているそうです。
江戸時代から続く王子稲荷の「凧市」は、毎年2月の“午の日”に開催され、今年は“初午”の今日と、“二の午”の2月23日の2日で行われます。
勿論、今日の初午の日は、王子稲荷神社の「初午祭」例祭日でもあります。
この「凧市」は、たびたび大火に見舞われた江戸時代に、熱風が大火につながることから、風を切って揚がる凧を火事除けのお守りにと、民衆が王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧」として受けたのが始まりだそうです。
奴凧をまつると火難をまぬがれ、無病息災、商売繁盛にご利益があるとして、現在でもこの「火防の凧」を受けるために、多くの参拝者が王子稲荷神社を訪れているということです。・・・そうか・・、「初天神」でも凧が出て来ますが、別に「初天神」に限らず、「初午」って言う噺で、天神様へお参りするのではなく、お稲荷様へお参りに行くことにしても、噺としては成り立つ気がしますね。
タレントの彦摩呂さんが、3ヶ月で約20キロのダイエットに成功したそうです。
グルメリポーターとして活躍したおかげで、昨年10月にはついに体重120キロにまで増えた。
ダイエットを決意した理由は「彦摩呂さんの体が心配でグルメどころじゃありません」
という視聴者の声やファンのブログへのコメントだったそうで、「食べ物をおいしく伝
えるのが使命なのに、プロとして失格」と一大決心したということです。
そして、彦摩呂さんが取り組んだのは「低糖質ダイエット」。
糖質全て制限するのではなく「糖質を半分に、野菜を倍に」という無理のないメニュー
。
「食べる量を減らすのではなく、質を変えるんです。だから無理なくできる。食べないダイエットは古いです」と、同じ悩みを持つ人たちにこのダイエット法を勧めていると
いう。
今後の目標としては「あと10キロ」減らすそうです。
私は・・・、半年で8キロぐらい、10ケ月で10キロぐらいです。
正直なところ、一応これで限界だと思います。
勿論、もう少し体重を減らした方が良いと思いますが、今の体重(水準)に身体を慣れさせて、リバウンドしないようにするのが大切だと思いますので。
ある程度落ち着いて来たら、再び減量にチャレンジしたいと思っています。
確かに、身体を動かすのに、億劫にならなくなりました。
普段からパソコンを使って重宝しているのですが、今やパソコンやスマホなくしては暮らして行けない状況なんですが・・・、パソコンやインターネットのことはほとんど分かりません。
爽快感はないのに「ハッカー」というのがいたり、生き物でもないのに「ウィルス」に感染したりするそうです。
インフルエンザの予防接種を受けていませんが、幸い罹患していません。
・・・が、コンピューターの世界では、そんな訳にもいかないそうで、昨年、会社の若手のアドバイスで、ウイルス対応ソフトを購入しました。パソコンをONにすると、こんなちょっと強面のお兄さんが出て来て、ウイルスから守ってくれているようです。
そのアンチウイルスソフトの有効期限が切れたとか何とか言っています。
「あと何日で切れますよ」「もう切れましたよ」「更新してください」・・・って。
ところが、更新するには、今まで使っていた「シリアル番号」と言うのが必要なんだそうですが、そんなもの・・・シリアル(知ってる)訳がありません。
・・・あ~ぁ、仕方がないから、また新しく購入するしかないなと思っていました。
すると、翌日でサービス対応が終わるという時になって、「アンチウイルス更新のご案内」というのが来て、今度は「シリアル番号」も表示してくれていました。
【アンチウイルス Windows対応 更新のご案内】
ご利用いただいているESET製品が、下記の期日をもちまして更新期限切れとなりましたので、ご案内いたします。
更新の手続きには、お客様が既にお持ちのシリアル番号が必要となります。
・・・早速、更新の手続きを取りました。
すると・・・。
商品代金のお支払い手続きが完了いたしましたので、ご案内申し上げます。
この度はアンチウイルス Windows対応の更新をお申し込みいただきましてありがとうございます。
今回更新いただきました新しい有効期限をお知らせいたします。
・・・何と言うこともなく、済ませることが出来ました。
それにしても、どこがどうなったのか・・・?
ふるさと暮らしを希望する都市住民と地方自治体のマッチングを支援するNPO「ふるさと回帰支援センター」という団体が、2014年の田舎暮らし希望地域ランキングを発表。
何と栄光の?第1位に、わが山梨県が初めてランキングされ、長野県は4年連続を阻止されたそうです。
田舎の者からすると、ほとんど実感のないランキングです。
山梨県と長野県 は、合わせて全体の3割の支持率がある人気移住先だそうで、東日本大震災以降、移住先として急浮上した岡山県とともに上位3位を固めたという。
前年度は第2位だった山梨県がトップに踊り出た理由の一つは、定期的なセミナーを開催したことによる認知度アップ、ハローワークと同じ求人情報の提供と紹介までができるようになり、就職先あっせんの充実が影響した点だとか。
過疎化が激しく、空家率も全国トップだと言われていますから、こういう情宣や受入れ環境の整備が必要だと思いますが、翻って自分の周囲を見渡すと・・・、なかなか魅力的ところなどなく・・・。
古本屋で買った文庫本。
以前も読んだことがある気がしますが、改めて読んでみました。
・・・というのも、著者の京須偕充さんが、「三遊亭圓生人情噺集成」や「圓生百席」
を企画・制作して、CBSソニーから発売したのと、私が落研の現役だった時が一致しているので、例えば、落研主催の「三遊亭圓生独演会」や落語協会分裂の時のことを重ねて、リアルに蘇って来る気がするからです。
貧乏学生でしたから、「三遊亭圓生人情噺集成」は買うことが出来ませんでしたが、「圓生百席」は発売の度に頑張って、途中までは買っていました。
確か、実家の2階の物置?に大事にしまってあるはずです。
LPレコード2枚組の3000円は、とても高価でしたから。
今ならきっと、CD化もされていますから、「大人買い」も出来るのでしょう・・・。
京須さんが記された、昭和の名人のリアルな姿に、当時を重ね合わせて楽しみました。
レコードで発売された第一巻(第一席〜第三席)は、「百年目」・「猫定」・「三人旅」の三席だったと記憶しています。
中でも、「百年目」のインパクトは物凄いものでしたし、「猫定」に至っては、最近になって、私の演りたい噺の一つになっています。
後年、CD化された時は、構成も変更になり、第一巻は、「一文惜しみ」と「居残り佐平次」になっています。
やはり、最初の噺は、「百」だとか「一」を意識するのでしょうか?
そう言えば、お弟子さんの圓窓師匠の五百噺も、最後は「五百羅漢」でしたし。
「圓生百席」より前に発売された「三遊亭圓生人情噺集成」は、同期の多趣味亭狂楽さ
んが買ったのを、カセットに録音させてもらって聴いたものでした。
「真景累ヶ淵」「牡丹燈籠」「乳房榎」は、学生の私には重過ぎましたが・・・。
田舎者のくせに都会に出て、根無し草になってしまった気がする私には、地元で地道に様々なことをやり続けている人を、本当に羨ましく思います。
私の郷里でもそうですが、駐在所のお巡りさんなども、昔のお堅い雰囲気ばかりでなく、存在感のある人がいるようです。
北海道では、本物そっくりの「雪だるまパトカー」が話題になっているそうです。
ある駐在所の警察官が自作し、「リアル!」 「クオリティー高すぎ」「どうやって作ったの?」と反響を呼んでいるとのこと。
勤務外の時間に、ご夫婦で作り上げたそうです。
一方、京都府の某駐在所のお巡りさんは、やはりご夫妻で、ユニークな防犯や交通事故防止活動に力を入れているそうです。
小学校で鑑識体験の授業を行ったり、老人会で交通安全を呼びかける歌を披露したりして住民に親しまれ、駐在所残留を求める嘆願書が署に提出されるほどだと。
我が町の駐在さんも、独り暮らしだった母が入院した直後に、私に葉書をくれて、母への見舞いの言葉と、留守宅の定期的な巡回やチェックをするとの言葉をくれました。
本当にありがたいことです。
田舎の人情は、まだまだ捨てたものではないし、とても素敵だと思う今日この頃です。
二つ目の春風亭一左さんが、出身地の秦野市で独演会を開くそうです。
地元有志の後援会の主催。
私が落語徘徊分かったのと始めて、頻繁に寄席に通っていた数年前に、前座で頑張っていて、二つ目になったところでしたから、親しみの湧く噺家さんです。
古典落語のみという一途な噺家さんで、ご本人も「誰からも愛される落語家になりたい。地元で落語ができるのは何よりうれしい」と高座を楽しみにしているそうです。
地元に愛されながら、主戦場の東京で活躍出来るなんて、本当に羨ましいです。
「根無し草」のような我が身を思うと、ちょっとジェラシーを感じてしまいます。
さっぱりした芸風でしたから、上手さが加わると、先が楽しみです。
越後の落語界に、我が「喰亭寝蔵」師匠鮮烈デビュー
寝蔵師匠からの、落研OB会MLへの投稿。
3月1日、新潟市で、寝蔵の「新潟デビュー」となりました。
知り合いの勧めで、「市民笑いの日」に、新潟大学の落研の学生さんと、 その他お笑い活動をやっておられる方との、2時間ほどのイベントです。
落語は、ゑちご亭花調「子ほめ」、遊求亭や屋「孝行糖」、遊求亭八重「元犬」、そして寝蔵「つる」、そのほか、創作笑芸(新潟大人文学部教授)、漫才、 創作踊り、笑いヨガ、、、、と盛り沢山です。
【日本お笑い学会 3月1日 市民笑いの日】
日時 3月1日(土) 午後1時30分~
場所 新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」
木戸 無料(先着80名)
先日、ポスターが出来上がりました。
寝蔵独演会のようなポスターになりました。
新潟大落研の「かわいこちゃん」2名との共演で、オジサンはデレデレです。
・・・羨ましいですねぇぇ。
いえ、かわいこちゃんとの共演もですが、物凄く楽しそうなイベントですから。
寝蔵師匠は十八番の一つの「つる」でご機嫌をお伺いするようですから、会場を爆笑の渦に巻き込むことでしょう。
最近、自分の落語ライフが沈滞気味なだけに、本当に羨ましい・・・。
新潟の皆さん、聴かなきゃ損ですよ
上方落語の某噺家さんが、芸能生活40周年を記念する「8時間耐久落語会」を開催したそうです。
午後1時から同9時すぎまで、2席ごとに10分間の休憩を挟みながらも、計16席を演じきった。
4時間を経過した10席目あたりから「とにかく足が痛うて痛うて」と告白。
11席目の途中には突然ひざ立ちの姿勢になって「ずっと(足が)気になってますねん」と漏らし、失笑を誘った。
・・・どんな意味があるんでしょうか
先週の半ば、朝起きると、右肩に痛みがありました。
きっと、右肩を下にして横に寝たので痛くなったのだろう。
ここのところ、パソコンに向かって資料作りばかりしていたから、肩が凝ってしまったのだろう。
だから、きっと半日も過ぎれば治るだろうと・・・。
ところが、痛みは引くどころか、右手を上に挙げるのにも痛みがあって、スーツに袖を通すのも辛くなりました。
電車の吊り革に何気なく掴ろうとすると、痛くて挙がりません。
このまま「五十肩」というのも嫌だしなぁ・・と心配していました。
肩をなるべく冷やさないようにして、気を遣っていました。
昨日、やっと痛みがなくなりました。
どうやら、「五十肩」ではなくて、一過性のものだったようで、ホッと安心しました。
四十肩はアラフォー肩、五十肩はアラフィフ肩、六十肩はアラカン肩と言うのでしょうか?
60代の人は、ほとんどがこの症状が出るかもしれません。
アラカンカタ(あらかた)と言いますから。
【五十肩】
肩の痛みと運動制限をきたす疾患。
四十肩とも。
従来は腱板損傷や石灰沈着性腱板炎なども含めて五十肩と呼んでいたが、近年では原因のあきらかな疾患は五十肩に含めない。
すなわち、肩に疼痛(痛み)と運動障害がある、患者の年齢が40歳以降である、明らかな原因がないという3条件を満たすものを五十肩と呼ぶ。
最初、肩関節付近に鈍痛がおこり、腕の可動範囲の制限が起こる。
次第に痛みは鋭いものになり、急に腕を動かす場合などに激痛が走るようになる。
痛みのために、腕を直角以上に上げられなくなったり、後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起こる。
生活にも支障をきたすようになり、重症化すると、洗髪、髪をとかす、歯磨き、炊事、洗濯物を干す、電車のつり革につかまる、洋服を着る、寝返りを打つ、排便後の尻の始末などが不自由となり、日常生活に大きな困難をもたらす場合がある。
軽症で済むか重症化するかの仕組みもはっきりしていない。
初期の症状が始まってからピークを迎えるまで数ヶ月を要し、ピークは数週間続き次第に和らいでくる。
痛みのレベルにもよるが、鋭い痛みが感じられなくなるまでに半年前後、さらにボールなど物を投げられるようになるまでには1年前後かかる。
腕の可動範囲を発症前の状態までに戻せるかどうかは、痛みが緩和した後のリハビリ次第だが、多くの場合発症前の状態には戻りにくい。
最近、寄席番組が極端に少なくなりました。
「早起き名人会」とか、確か学生時代に「早起きもう一度劇場」なんていう、TBSラジオの番組や、NHKでもやっていました。
大学生になってから本格的に落語に触れるようになった私が、初めてまともに圓生師匠を聴いたのは、NHKのラジオ番組での「ねずみ穴」でした。
しかも、その放送の真っ最中に、ニュース速報が入り、山形県酒田市で大火が発生したという、火事の噺を聴いていて洒落にならなかったことを思い出します。
ちょっと前のことですが、NHKで「ラジオ名人寄席」と言う番組がありました。
玉置宏さんの司会でした。
残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子、寄席幟。
このラジオ名人寄席には、嘗て一世を風靡致した、東西演芸界の「名人」「上手」「人気者」が、お得意の出し物で御機嫌を伺います。
・・・というオープニングの口上と共に、主として昭和初期頃からの昭和期に、寄席や劇場、ラジオ放送、テレビ放送で活躍した「名人」「上手」「人気者」の落語家、漫才師らの口演の模様を、放送する演目の前後に、演目や演者のエピソードなどの解説を交えて、1996年4月から2008年3月まで放送していた演芸番組でした。
しかし、この番組、音源の無断使用が発覚したとかで、突然の番組が終了してしまいました。
2008年2月10日放送分に、「番組内で放送された音源の1つ(八代目林家正蔵「大仏餅」)が、過去にTBSラジオで収録され放送されたもので、TBSラジオの放送以外で市販されていない音源であり、同番組には他にも音源の不正使用がある」との指摘が、落語評論家の川戸貞吉さんからNHKに寄せられて、「音源不正使用」が発覚。
NHKと玉置さんとの取り決めでは、過去にNHKが放送の為に収録し、その音源を元にレコード・CD化して市販された音源から選ぶという事になってようですが、放送する音源のほとんどが玉置さん独自のコレクションからで、放送の為にNHKや、その他の放送局が収録し、後にその音源を元に市販されたレコードやCD等を、玉置さんがダビングして番組収録前に事前に放送する素材テープと、出典元の音源データとレコード・CD番号をNHKの番組担当者に渡すことになっていたようです。
さらに、珍しい音源や、放送時間に納まる音源を放送しようとして個人的にラジオ、テレビ放送での落語番組をエアチェックし所蔵していたものからの放送もしていたようで、音源の放送使用許諾作業はNHKが行っていたが、玉置さんがテープ等と共に提出した出典元の音源データやレコード・CD番号等には、本来とは違うデータが報告されていたこともあって、そのデータの詳細をNHKの番組側が確認せず、正式な放送使用許諾がないまま放送を行っていたケースがあったようです。
結局、NHKの「ラジオ名人寄席」でのTBSの音源無断使用は、29演目で64回(再放送分等も含む)にもなったと。
NHKラジオでは、この「音源不正使用」の件が発覚後、過去の演者・演目の落語演芸の放送を行う演芸番組(番組内でCD等から放送する番組)が急速に減り、その後、1番組も無くなった。時期もあったようです。
玉置さん、晩年は随分物議を醸し出しただけでなく、寄席演芸番組がなくなったというのは、我々にとっては非常に残念なことでした。
今夜は、人気の漫才と漫談の後の落語。
◇笠碁 橘家文左衛門
文左衛門さんも人気の噺家さんの一人のようですが・・・。
来年、師匠の名跡「橘家文蔵」を襲名するそうです。
先代の文蔵師匠は・・。
1955年3月 八代目林家正蔵に入門
1958年9月 二つ目昇進
1968年9月 真打昇進し、橘家文蔵に改名
派手な存在ではなかったが、軽快でほのぼのとした観客にも分かりやすい語り口で、三味線の下座も得意とした。
しかし1990年頃から体調を崩し、その後は高座に上がる機会もめっきり減っていた。
よくやっていたネタに「ちきり伊勢屋」や「井戸の茶碗」、「大仏餅」など。
2001年に心不全で死去。享年62。
あまり知らない師匠です。
休日でもなければ聴くことが出来ない噺。
今日は、圓生師匠が聴きたい・・・。
「松葉屋瀬川」でもと思いましたが、YouTubeで2時間以上のものですから、ちょっと長すぎる・・・。
やはり1時間程度の噺がいい。
宇野信夫作「小判一両」を聴くことにしました。
TBSの依頼によって新作人情噺として放送に掛けられた噺。
圓生師匠と宇野信夫さんの新作の付き合いはここから始まっている。
歌舞伎では、「人情噺小判一両」を六代目菊五郎の安七と初代吉右衛門の浅尾によって初演されているそうです。
江戸期の奉行・根岸鎮衛著「耳嚢」(みみぶくろ。江戸時代の出来事書きとめ帳)巻之二にある話を元に書き下ろしたといわれています。
元の噺は、「義は命より重き事」で、「両国で袖乞をしていた浪人の子が泣きながら空腹を訴えるが、父親は餅を買う金もない。それを見かねた雪駄直しの非人が浪人に金を与え、ようやく餅を子供に買ってやることができた。だが、浪人は袖乞をして餅代をかせぐと、この金を雪駄直しに返して、親子ともども入水してしまう」という。
今戸の八幡様境内に茶店があって、そこにザルや味噌こしを商う安七が昼時弁当を使うので寄っていた。
今日も女将から、小金を残しているのでしょうと冷やかされていた。
冷やかされるようになれば一人前と親父によく言われました。
女房子供も居たが、子供は5歳の時に亡くし、追うように女房も亡くなり、ヤケになって博打、喧嘩をやり自由気ままにしていた。
名前の安七より賭場では半目が好きでグニ安と呼ばれていた。
親父が亡くなると聞いて、枕元に行くと「もう堅気になってくれ、これは一生掛かって貯めた金だ」と言って、布団の下から小判一枚を出した。
それで生まれ変わって働くようになった。と、女将に述懐。
女将は用が有るからと店番を頼んで出掛けた。
まだ年端も行かない子供が凧を抱えて自分の物だと言い張っている隣で、凧屋が落とした凧だからけぇせと怒鳴っている。
その仲人としてざる屋の安七が凧屋に嘆願して、子供にくれてやってくれと言うが、凧屋は頑として受け付けない。
称福寺裏の長屋に住んでいるから、親に談じ込むんだと鼻息が荒い。
商売物をくれてやっていたら切りが無い。
どんなに頼んでもイヤだと言う。
買ってあげたいが、今日の商いは一つも無いからお金が無い、ザルと交換しようと言っても納まらない。
子供も納得しない。
買ってやるよ。
小銭が無いんだ。
親父からもらった、1両出すからお釣りを出せ。
お釣りは無い。
出せ、出せないの繰り返しをしていると、女将が帰ってきて立て替えてくれた。
釣りはいらないと、顔面を殴って、喧嘩になった。
そこに浪人風の男が現れ、みんなに謝り、ざる屋とお茶を飲みながら、「私はそこの称福寺裏の弐兵衛店(だな)という長屋に住む小森孫一という浪人者です」。
「鳥越に住んでいる安七というざる屋です」、
「越後の高田から浪人として出てきましたが、妻は病で亡くし、私も病気がちで1年もすると手元も使い果たし、落ちぶれました」、
「お侍様は二度の主取りはしないからでしょ」、
「そうです」、
「貴方が悪いのでは無く、浪人させる世の中が悪いのだ。やな世の中だ」。
早く家に帰って、凧揚げをしようと子供がせがむので、先程の小判を子供に握らせた。
浪人は狼狽したが鳥居の脇から侍が出てきたので、顔を伏せるようにして引き下がって行った。
今の経緯を鳥居の影で見ていた身なりの良い侍が、ざる屋を今戸橋の慶応寺を過ぎたあたりで呼び止め、料亭・金波楼に案内し酒肴をご馳走して先程の行いを褒めた。
しかし、ざる屋は試し切りのつもりだろうと腹の中をうかがっていたが、それが目的で無いと分かるとホッとし、酒の旨さも堪能した。
凧屋との一件を見ていて感服したと浅尾信三郎、人の世の美しさを見せてもらったと、金子を出したが受け取らなかった。
気持ちよく飲んでいたが、ざる屋が突然言うには、「酒は旨くない。貴方はでくのぼうだ。酒をご馳走するぐらいなら、浪人の生き方を一言褒めてあげないのか」、
「人の心は、侍同士だとなおのこと、遠慮しなくては成らないことが有る」、
「そんな人情の無い人と飲むのはイヤだ。もう帰る」、
「まて、わしが悪かった。謝る」、
「じゃ~、一緒に称福寺裏の小森孫一の所に行きましょう」。
長屋に入ると入口に「手習い指南所」の看板が掛かっていた。
入口が開かないので強く叩くと戸が外れ、仏壇に灯明が着いている。
おかしいと慌てて覗き込むと孫一は割腹して果てていた。
枕元に手紙と小判一両が置いてあった。
手紙を黙読すると浅尾は落涙している。
分かるように安七に話をするには、「大家さんに部屋を汚して申し訳ない。麻布古川町の縁者のところに子供を預けて欲しい。浪人をしていて子供一人養えず、行きずりの他人から恵みの金子をいただき、我が身のふがいなさを見た」、
「行きずりの他人て言うのはこのざる屋の俺か。恵んだのでは無い、あれは親父の形見の小判だ」、
「親切が仇になった」、
子供は親にしがみついて泣いている。
「こんな分からないことが有るか。坊や泣かないでくれ、考えているので静かにしてくれ。頭の中がこんがらがっている」、
「安七、良く聞け。およそ生ける者は、自負を持っている。橋の上の乞食、道ばたの物乞いでも、他人が見るほどさもしいとも哀れだとも思っていない。浪人は自負も望みも持っていたが、今日我が子の行い、見ず知らずの者に恵みをもらい、我が身を振り返った。その姿を己で見てしまった。もう生きていても用の無い自分を悟ったのだ。世に捨てられた人間の心が分かった」、
「・・・、わしが悪うございました。人の心が分かりました。『侍同士情けを掛けぬのが情けだ』と言った意味が初めて分かりました。私みたいな人間に情けを掛けられ、世の無常を感じた先生に申し訳ない。人間が分からないこんな屑のために、立派な人を死なせてしまった。生まれつきのお節介が、肌身離さず持っていた親父の形見の小判一枚が、とんだアダになってしまった。坊やここに来な。お前のお父っつぁんを殺したのはこの俺だ。俺がお父っつぁんの仇だ」、
「安七。済んでしまったことは悔やんでも仕方が無いことだ。情けがアダになったことは残念だけれども、そちのしたことは決して間違ってはいない。今の気持ちを忘れるなよ」。
浅尾信三郎の情けで小森孫一をねんごろに葬ってやり、麻布の縁者から小市を養子にもらい受け、信三郎は立派に小市を育て、安七も親戚同様の付き合いをした。
・・・悲しい部分がありますね。
昭和50年代後半、演芸評論家の川戸貞吉さんの司会で「早起き名人会」という番組が、TBSラジオで放送されていました。
リアルタイムで聴くことは出来ませんでしたが、YouTubeにアップされています。
昭和30年以降に亡くなった噺家さん・芸人さんについてのゲストとの対談と音源を提供してくれています。
今日は一日自宅で休んでいますので、ちょっと落ち着いて聴いてみようと。
やはり真っ先に、三遊亭圓生師匠の回ですね。
さすがに昭和の名人だけあって、4週連続で放送されたうちから、2週分を聴きました。
人情噺の師匠と言うイメージですが、この2回の演目は・・。
「おかふぃ」「浮世床」「豊竹屋」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=kt7hKUIISQM
「おかふぃ」は、あまり気味の良い噺ではありませんが、なぜか圓生師匠が好んでお演りになったそうです。
そう言えば、我々の主催した「創部20周年記念圓生独演会」でも、昼と夜の「妾馬」「文七元結」で、「おかふぃ」と「江戸の四宿(四宿の屁)」でした。
「豊竹屋」は、例の分裂騒動の直後、寄席に出演出来なくなった三遊協会が、本牧亭で会をやった時の音源だそうで、中の舞の出囃子で出た圓生師匠に、客席の拍手がなかなか止みませんでした。
川戸さんは、この時の「豊竹屋」で、圓生師匠に”老い”を感じたそうです。
”老人声”になって来たのを聴いて、ショックだったと。
70歳半ばでしたから。
今日はこれから、暫く経ってからの放送で、「鰍沢」の回と「三年目」の回も聴いてみようか・・・。
【早起き名人会】
昭和55年4月5日から始まった、毎週土曜日
5:15(後5:25に変更)に、川戸貞吉さんを司会に放送されたラジオ番組。
昭和30年以降になくなった噺家さんを、死亡順に毎回一人ずつ取り上げ、ゲストと、噺家の逸話を話しながら、1~2席を放送。
三島の話題。
江戸時代の言葉遊び「地口」を劇画とともに書き込んだ「地口行灯(あんどん)」が、三島市の大通り商店街と広小路町の三石神社で点灯されているそうです。
10日までユーモアあふれる地口を幻想的な光とともに楽しめるとのこと。
落語好きには気になる趣向ですね。
地元商店会などでつくる実行委員会が14年前から毎年開催しているそうで、全国から応募
のあった1176点から選ばれた228点の地口を元に行灯を製作。
点灯は午後5時半から8時半まで。
地口は駄じゃれのように言葉を言い換えて楽しむ。
「むちゃな工事 最悪(武者小路
実篤)」「STAFF採用はあります(STAP細胞はあります)」など、ひねりの利いた言葉が並んでいるそうです。
いいですねぇ。
昨日の疲れで、喉とお尻が痛い。
1日中、堅いパイプ椅子に座って、トイレや昼食にも行けず、ずっと喋り続けていましたから。
今日は1日寝ていたい感じ。
布団の中で聴く…贅沢な安息な時間。
◇節分 八代目春風亭柳枝
https://www.youtube.com/watch?v=KMTLLEyOjNs
実は、あまり知らない噺でした。
大晦日に取れなかった掛けは、節分に掛け取りしたという。
確かに、立春の前日の節分は、大晦日みたいなものですから、一区切り付けるには良いのかもしれませんね。
噺のパターンも「掛け取り」と同じです。
柳枝師匠の十八番の一つみたいです。
「お結構の勝ちゃん」と呼ばれた温厚篤実ですが、酒が入ると性格が変わると言われたものの、非常に丁寧な物腰での語りで人気があった師匠。
圓窓師匠の最初の師匠です。
某ハンバーガー会社(店)でまた?
昨年12月に販売したハンバーガーに混入されたねじを誤って飲み込んだと、顧客から苦情があったそうです。
客は店内でハンバーガーを食べた際に、異物が歯に当たったと訴えていて、その後、病院で内視鏡検査をした結果、体内から長さ約7ミリのねじが見つかったということです。
俄かには信じられません。
マクドナルドが店舗の機器を調査したところ、ねじの脱落は見つからず、広報担当者は、金属探知機による検査などがあるとして「製造過程で混入したとは考えにくい」と話しているそうです。
暗に、「別の誰かが入れた」と言いたい風・・・。
発生時には何も言わず、今頃になって公開というパターンが続いているので、不信感が増してしまうのです。
こんなに騒がれているのだから、もっと緊張感が出ないものか 。
しかし一方で、いくらなんでも、歯やねじが入るものなのかとも思われなくもありません。
誰か悪意の輩が介在しているのかもしれないという説も出て来ているようです。
いずれにしても、仮にこんな輩がいたとしても、斯界トップ企業だからだと思います。
トップ企業にしては、あまりにもお粗末だからだと思います。
このままでは、この会社には未来はないでしょう。
ハンバーガーが食べたかったら、別の安全な店に行けば良いのですから。
緻密なマニュアルをグローバルに活用して、均質なサービスで一世を風靡した会社ではありますが、その均質なサービスの水準が、今やさして高くなくなってしまったり、各地(各国)の独自のサービスが求められて来て陳腐化したのと、あまりにも多くの店舗展開を行ったことにより雑になったことによるのでしょう。
そうそう、先代あたりからのトップのマネジメント、マーケティングの失敗も大きいと思います。
先日の、やっと出て来た記者会見でも、言葉とは裏腹に、お詫びの気持ちなど全く伝わって来ませんでした。
尤も、外国人社長ですから、(ガラパゴス)ジャパンのメンタリティは、きっと理解できないのでしょう。
だから、そもそも、マーケティングの失敗だと言う証左です。
昨夜の新大阪駅のタクシー乗り場のことが気になって、今朝、ホテルから梅田まで乗ったタクシーのドライバーに訊きました。
ちょっと復習してみると、新大阪駅のタクシー乗場の配置は。
①小型乗場
②中型乗場
③近距離乗場(概ね3km圏内、小型・中型共用)
④ジャンボ乗場
私は、一人で、淀屋橋方面に行きたいので、いつものとおり、迷わずに「①小型乗場」でタクシーを待ちました。
・・ところが、ドライバーから言われたのは、大阪市内中心部は「③近距離乗場」だと。
しかし、どう考えても3キロ以上あるし、そもそも余所から来た人には、距離など分からない人がほとんどでしょう。
翌朝乗ったドライバーに訊くと。
淀屋橋あたりは、ドライバーも一般利用者も「近距離」だと解釈している。
しかし、(私は)距離に関係なく、小型に乗ろうとしたのだから、間違っていない。
そのドライバーに非がある。
しかし、乗ったのが、夜9時半頃で、間もなく割増時間になり、長距離を狙っていたドライバーには、淀屋橋では・・というのが本音。
・・・ドライバーも、いやな客だったと思っているかもしれません。
私も、その気持ちが分からないではありませんが、別に意地悪をしようとした訳でもないし、商売なんて当たりもあれば外れもあるのが常でしょう。
少なくとも、客のせいではない。
そもそも、この分かりづらい乗場の分類も、恐らくドライバーなどからの声からなのでしょう。
乗場にも、ドライバーにも、全て自分たちばかりの都合(欲)で、来阪者や顧客への配慮はない、利用者不在だということだけは確かです。
・・どうも上方の気質・品性は好きになれません。
今朝乗ったタクシードライバーが親切だったので、いくらか気が晴れました。
またまた、瀧口雅仁さんのツイート。
落語中興の祖について。
烏亭焉馬を「落語界中興の祖」としたのは先の理由による。
焉馬の開いた「咄の会」に出席した(とされる)初代三笑亭可楽が寄席を生み、そこから門弟十哲と呼ばれる、初代三遊亭圓生、初代林屋正蔵といった職業落語家が生まれる。
そして江戸後期には寄席の数は150を数える。
天保の改革で一度衰微を見せるが、それは寄席が取り締りにあった訳で、水野忠邦が失脚した後すぐに寄席は復興する。
そして、その落語家の流れをくみ、場末の真打になったのが初代三遊亭圓朝。
その後、改めて擬宝珠で真打昇進する訳だが、その流れの中で、落語界を中興させる動きはない。
焉馬から圓朝にいたる落語界の流れの中で、落語界が衰えたり途絶えたりすることはない。
武左衛門と焉馬の間にはあった。
だから焉馬を「落語中興の祖」とし、圓朝は人情噺が衰退していく中、明治の御世を取り込んだ落語や初代圓遊といった門弟を生んだ。
従って、「近代落語の祖」だと言うことです。
いずれにしても、圓朝の功績が多大であることには間違いはありません。
烏亭焉馬とは。
江戸時代後期の戯作者・浄瑠璃作家。
式亭三馬や柳亭種彦などを庇護し、落語中興の祖とも言われる。
本名は中村英祝。
和泉屋和助の通称があったが、住まいの相生町の堅川をもじった「立川焉馬」や、親交のあった市川団十郎をもじって「立川談洲楼」または「談洲楼焉馬」と名乗ることもあった。
新大阪駅に着いて、いつもなら地下鉄に乗るのですが、今日は遅いので、ちょっと贅沢をと、タクシー乗り場へ。
ここは、乗り場が4つに分かれています。
①小型乗場
②中型乗場
③近距離乗場(概ね3km圏内、小型・中型共用)
④ジャンボ乗場
当然、小型乗り場に並んで待っていました。
やっと順番が回って来たので、シートに座って行き先を告げると、運転手が怪訝な顔で、「お客さん、近距離は別の乗り場ですよ」と言います。
「いつもここから乗ってるよ。第一、何で、新大阪から高麗橋まで3km圏内なのよ!」と言うと、納得しない顔をしながらも、黙ったまま車を発進させました。
私は正しいですよね。
それにしても、余所から来て土地勘のない人は、何キロなんて分からないでしょうから、この分類は、とても不親切だと思います。
このタクシー、結局、ホテルの前には着けず、ちょっと離れた場所で下車する羽目になりました。
領収書も出そうとせず、実に不愉快な思いをしました。
ドライバーにしてみれば、私が長距離の客ではなかったから、面白くなかったのでしょう。
ところで、今「幸運のタクシー」と言われる個人タクシーが話題になっているそうです。
日本卓球協会が、ワールドツアーのクウェート・オープンとカタール・オープンへの選手派遣を中止したそうです。
協会は「報道等でご承知のとおり中東で邦人が拉致・殺害される事件とそれに伴う不穏当なメッセージが伝えられました。日本政府は、特に中東地区に関わりのある邦人に行動への強い注意喚起を求めました。この事態を受け、2月11日から開催されるクウェートオープンならびにカタールオープンへの選手団派遣につきまして、政府関係部門への協力依頼・開催国協会へ日本選手団への配慮要請を行ってまいりました。しかしながらその後発生した新たな事態に鑑み、種々の状況を検討した結果、クウェート・カタールオープン大会には選 手団の派遣を取り止めるという決定をし、関係者に連絡をしました」とのリリースを出しました。
福原愛選手や石川佳純選手、無念でしょう。
平和が欲しいですね。
評論家の瀧口雅仁さんのツイート。
鹿野武左衛門が興こした江戸落語は、いわゆる真相疑わしい舌禍事件で一旦絶える。
それを再興させたのが烏亭焉馬で、今の東京落語はこの系譜にある。
圓朝以前に落語界は衰退していた訳ではないので、烏亭焉馬に「落語界中興の祖」を与えるべきで、圓朝を指すなら「近代落語の祖」位の方がいい。
俗説渦巻く近代落語史には今一度再検討されるべきものが沢山あり、こうしたこともその内の一つであると思う。
近代ではないが「寄席発祥の地」問題からして再検証し、もう一度世に問うべきことがまだまだある。
・・・なるほど、鹿野武左衛門は、先日の落語っ子連の稽古会でも、師匠と話題になっていました。
そうですね。
圓朝は「中興の祖」ではなく、「近代落語の祖」の方が相応しいかもしれません。
大相撲初場所は18年ぶりの15日間満員御礼でしたが、その原動力となったのは「相撲女子」だっ たそうです。
某相撲茶屋は、「若貴ブーム以来の盛り上がりです。当時は40代以上の女性が多かったが、今は20〜30代の女性客が急増している」と言います。
相撲人気を牽引しているのは、遠藤を筆頭に 隠岐の海、勢、佐田の海といった若いイケメン力士たち・・・。
「彼女たちは、相撲をスポーツとして楽しむというよりも、歌舞伎や能などのような日本文化のひとつとしても興味を持っているんです。また、他のスポーツに比べるとルールが明快でわかりやすいのも魅力。」なんて言う分析も。
相撲協会も、様々な方法で宣伝をしているようで、公式ツイッターだったり・・・。
着物を着て相撲観戦ができるイベント「和装day」を実施するなど、取組だけでなく、ひとつのイベントとして観戦を楽しんでもらえる環境を整えており、そうした試みも女性人気の要因になっているようです。
エンターテインメントとして、先入観などがなく、素朴に楽しむことが出来るのでしょう。
お相撲さんには どこようて惚れた 稽古帰りの洗い髪
それに比べると、噺家さんは情けない。
噺家さんには 愛想が尽きた 稽古帰りの 間抜け面・・
動機やきつかけはどうあれ、大変結構なことです。
落語家語録よりいただきました。
桂枝雀師匠語録。
お客さんといっしょに笑ってるつもりです。
・・・もう、究極の境地なんでしょう。
分かるような、分からないような・・・。
それぞれの頭に描かれる情景を共有するということなのでしょうか?
演じている自分と、それを観客と一緒に聴いて楽しんでいる自分もいるということなのでしょうか?
すっとこどっこい・・・、何の噺だったか、出て来る言葉です。
1 馬鹿囃子(ばかばやし)の囃子詞。
2 相手をののしるときの語。馬鹿野郎。
・・・辞書で調べると、あまり良い意味ではありません。
元は馬鹿囃子の囃子言葉で、相手を侮蔑して罵る言葉。
要は、「馬鹿野郎」の類いで、同様に目下の者がミスしたときに使用することが多いようです。
サッカーの日本代表監督、八百長疑惑ですったもんだの挙句、結局解任ということになりました。
この監督を招聘した日本サッカー協会患部・・じゃなくて幹部の責任論まで出ていて、周囲から見ていると、"スットコドッコイ"だと思います。
さらに大変なのは、後任選び。
果たして、誰が後任として"ピッチ"に立つのでしょうか?
世界ランキングが何十位の、アジアでもトップになれない程度の競技レベルなのですから、そんなに騒ぐこともないと思うのは、マイノリティでしょうか?
スットコドッコイが決めてピッチに立つ後任監督は、何人か候補が挙がっているようです。
スットコドッコイ・ピッチ・・・・
これが言いたかっただけです。
痛ましい事故。物凄い写真です。
台北で、乗客乗員58人が 乗った復興航空(トラ ンスアジア航空)機が、市内の松山空港を離陸 した直後、市街地近く の基隆河に墜落。
多くの犠牲者が出ているそうです。
機体の一部は川底に沈んでして、閉じ込められている可能性が高いようです。
まだ20人近くの方の安否が不明だそうで、救助活動は難航している様子。
動画で確認すると、道路を走っている車に、飛行機の左翼の先端がぶつかっていました。
それにしても、空から、雨や雪ではなく、こんなものが降って来たら・・・・。
飛行機は安全な乗り物だとは思いますが、さりとて完全ということはありません。
空港によっては、離着陸時に市街地や住宅地の真上を飛行する所もありますから、やはり危険であることには変わりありません。
江戸時代は、こういう大きな物が降ってくる気遣いはなかったと思います。
その代わり、火事が恐怖だったことと思います。
やっと深川三流亭の会場が確保出来ました。
5月16日(土)午後、いつもの江東区古石場文化センターで。
出演者の皆さんの演目(時間)を確認して、夕方5時までに撤収できるように、逆算して開演時刻を決めたいと思います。
恐らく、午後1時開演で大丈夫だと思いますが・・。
チラシ・プログラムも近々のうちに作成しなくては・・・。
いつものワンパターンだと思いますが。
昨日、名古屋市の某老舗デパートで、とんかつを揚げ忘れて生のまま巻いた「恵方巻」が販売されていたことが分かりました。
「なま春巻」なんていうのはありますが。
これを「トンだ恵方巻」と言います・・・なんてバカなことを言ってちゃいけません。
34本が販売されましたが、今のところ購入した客から体調不良の訴えはないということです。
地下食品売り場で販売していた、節分に食べる風習のある「恵方巻」の中に、具に巻いた豚肉が生のままのものが含まれていたという・・・
製造元の会社は、他社から仕入れた冷凍肉を自然解凍したあと、「みそ」を塗って恵方巻にしており、去年まで揚げた状態で冷凍したとんかつを仕入れていたため同じ方法で調理してしまったと説明しているそうです。
今年のは去年と違って、揚げないままで冷凍しているのが「ミソ」だったのに、気がつかなかったんですね。
生のままで食べた人は、さぞやピッグり(びっくり)したでしょうね。
製造元には、カツ(喝)を入れないといけません。
ところで恵方巻きというのは、どうやら元々は関西で行われていたもののようですが、某コンビニチェーンに踊らされて、最近はポピュラーになって来たようです。
恵方巻は、太巻き(巻き寿司)を、節分の夜にその年の恵方に向かって無言で、願い事を思い浮かべながら丸かじりする習わし。
「目を閉じて」食べるともされる一方、春が来るのに障害となる"金気"を「笑い」という"火気"で滅ぼす(火剋金)という趣旨で「笑いながら食べる」という人もいるそうですが・・・、どうでも良いことです。
ちなみにも今年の恵方は、「庚(かのえ)=西南西」だったそうですが、これって、いつ・誰が決めているんでしょう?
今日は二十四節気の立春。要するに、春の初め。
「暦便覧」には「春の気立つを以って也」と記されているそうです。
冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが「春」ということになる訳です。
暖かい地方では梅が咲き始める頃。
この日が寒さの頂点となり、翌日からの寒さを「残寒」または「余寒」と言います。
そもそも、春というのは「寒さが増さなくなった時期」として定められたため、春の初頭は当然に寒さが底を打った時期になるんです。
従って、立春の頃に「暦の上では春なのにまだ寒い」と言うのは、正しい言い方ではないのかもしれません。
寒くて当たり前なんですから。
・・・と言うことは、「早春賦」という歌の歌詞は・・・?
まぁ、どうでも良いことですが。
♪春は名のみの 風の寒さや ・・・♪ って。
そうそう、ちょうど5月の晴天を「五月晴れ」とは言わない、「小春日和」は春ではない、・・・みたいな。
それから、立春は八十八夜、二百十日、二百二十日などの、雑節の起算日になりますね。
また、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風を春一番と呼びます。
立春の早朝に、禅寺では門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。
ところで、立春は元日(旧暦の1月1日)みたいなものだということも言われていますが、これはほとんどの場合は正しくないそうです。
というのは、旧暦1日は必ず朔(新月)ですが、立春は朔に関係なく定められるものですから、多くの年は1日にならないそうです。
ただし約30年に一度、立春が朔と重なり、旧暦1月1日になる年があるようです。
これを「朔旦立春」と言い、近年は1954年・1992年だったそうで、次は2038年と予測されています。
ところで、立春の翌日の明日は、どうやらまた雪になりそうです。
明日は南岸低気圧が進むため、都心でもまた雪の予想。
今のところ5日の夕方以降は関東の平野部でも雪の降る所が多く、木曜の夜や金曜の朝は交通機関が乱れる恐れも。
春よ来い 早く来い・・・・。
サッカーのアギーレ日本代表監督が解任されたそうです。
日本サッカー協会は、今までずっと庇っていましたが、八百長疑惑で告訴され、裁判所が受理したということで、万事休すということです。
きっと、監督とサッカー協会との間に、溝(ひび割れ)が出来てしまったんでしょうね。
昔から、ひびアギーレ(ひび・あかぎれ)と言いますから・・・。
冬の季節にとくに多く見られる症状です。
赤く、ひび割れてしまった患部は、思わず目をそむけたくなるもの。
節分というのは、冬が終わり立春(暦の上では春)となるその前日に、春の訪れを喜ぶ行事です。
邪気を払うために豆まきを行います。
豆をまくのは、「豆」が「魔目」と読め、鬼の目を意味するからと言われています。
・・ん?・・・ということは、大晦日みたいなものですな。
昨日が結婚記念日でしたから、私は、いまならさしずめ12月30日に結婚したことになりますね。
随分押し詰まってから祝言を挙げたものです。
大寒の最後の日ですから、寒さもピークですし。
10世紀の宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、祈祷をし、鬼の穴を封じて、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われる。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがある。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないと言われるところもある。
今夜は、師匠の人情噺「鬼の涙」でも聴いてみようか・・・。
懐かしい~。明治製菓のロングセラー菓子「カルミン」。
この「カルミン」ガ3月末で販売終了となるそうです。
へえぇぇぇ、まだ売っていたんですね。
「カルミン」は1921(大正10)年に販売を開始したそうですから、約90年の歴史を持つ文字通り「長寿商品」。
しかも、「味」「パッケージ」は90年前とほぼ一緒だという・・・。
ユニークな名前は「カルシウム」と「ミント」が由来。
甘さの強いお菓子が多かった当時、「ミント」の清涼感を味わえると人気を博した。
「ミント」だけでなく「カルシウム」も添加、「栄養菓子」という位置付けで売り出したという。
現在でも日本全国で販売、3世代、4世代にわたって広く食べられていたいうこと。
が、そんな「カルミン」も時代の波には抗えず、「市場環境の変化」に苦しみ、販売終了という決断に至ったそうです。
小学生の頃は、よく食べた記憶がありますよ。
寂しいですね。
ちなみに、明治製菓が戦前から販売している代表的な商品は、「カルミン」のほかに「ミルクチョコレート」「サイコロキャラメル」などがあるそうですが・・・・。
ちょっと探して、もう一度食べてみたい気がします。
あのスーッとする感じが良かった・・・。
最悪の結末を迎えた、中東の過激派による邦人人質事件。
被害者の家族のコメントで、あまり聴き慣れない「塗炭(とたん)の苦しみ」という言葉が出て来ました。
大変教養豊かなご一族のようです。
「塗」は泥、「炭」は火をさすことから、泥にまみれ火に焼かれるほどの苦しみをいう。
中国の「書経」に「有夏昏徳にして民塗炭に墜つ」という言葉があるそうです。
これは、夏という国の傑王は、不徳の暴君だったので、人民は泥にまみれ、火に焼かれるような苦しみに陥った、ということを語源としているようです。
・・・筆舌に尽くし難い悲しみということでしょう。
謹んでお悔み申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。
世の中には色々なアイデアがあるものだと。
12月に長男が生まれた息子夫婦が、お祝いを頂戴した先へのお返し(内祝い)に、米を送ったようです。
えっ?米?・・と思いましたが、インターネットで調べてみると、生まれた時の体重と同じ重さの米を、写真つきの袋に入れて、「抱っこしてから食べてください」なんて言うのがありました。
山形や新潟などの米どころで、こんなサービスをやっているところが多いようです。
米離れ対策の一つだと思いますが、喜んでくださる方が多いかもしれません。
娘の長男も、息子の長男も、元気に育っています。
♪孝行糖、孝行糖。
孝行糖の本来は、うるの小米に寒晒し。
カヤに銀杏、肉桂に丁字。
チャンチキチ、スケテンテン。
昔々もろこしの、二十四孝のその中で、老莱子といえる人。
親を大事にしようとて、こしらえあげたる孝行糖。
食べてみな、おいしいよ、また売れたったらうれしいね。♪
五代目圓楽一門会の会長になった、三遊亭好楽師匠がやっている「池之端しのぶ亭」。
どんな場所のどんな会場(寄席小屋)かは知りません。
http://ueno.keizai.biz/headline/1256/
http://zekkoutyou.jp/1274.html
調べてみると、根津の駅が近いんですね。
そうか、不忍通りと言問通りの交差点の近くなんだ。
写真で見る限り、「浅草ことぶ季亭」よりもコンパクトかも。
このほかにも、都内には、小さな会場がたくさんありますよ。
これは新宿の「道楽亭」。
これは神田神保町の「らくごカフェ」。
浅草の「あさくさ文七」。
オープンしたばかりの「神田連雀亭」。
そして、私たちも使わせていただいている「浅草ことぶ季亭」です。
2月2日は結婚記念日です。
もう・・・、29年目になるはずです。
それにしてもまあ、よく我慢して来たものです。
これだけは、自分を褒めてあげたい。
・・・これからも忍耐の日々は続きます。
今の正直な気持ちは・・「翼をください」という感じ。
思えば、29年前の今日は、比較的暖かい晴天でした。
実は、結婚式・披露宴は石和温泉の某ホテルで挙げたのですが、父が「雪にならなければ良いが・・・」と、ことさら心配していたことを思い出します。
そうそう、披露宴の余興の最初に、同期の多趣味亭こり生さんと多趣味亭狂楽さんと宝亭六方さんが口上をやってくれて、その後新郎が「甲府ぃ」でご機嫌をお伺いしました。
だって、あの頃は着流しで、黒紋付に袴なんて着ることが出来る機会などありませんから、ここぞとばかり!
全国で、発光ダイオード(LED)型の信号機が増えました。
ノーベル賞を受賞したものですから、高い節電効果をもたらしています。
ところが、特徴の一つでもある、熱を帯びにくい性質のため、青森県など北国では、冬は信号機のレンズについた雪が溶けず、ドライバーからは「見えづらい。どう進んでいいのか怖いときもある」との声が上がっているそうです。
なるほど、そりゃ大変ですね。
青森県警は委託業者や署員による「人海戦術」で除雪しているそうですが、対応には限界がありますから、LED型信号機の着雪・凍結対策を検討しているそうです。
あちら立てればこちらが立たず…。
笑っていても、泣いていても、ご機嫌でも、ぐずっていても、「ちゃんと成長しているな」と、理屈抜きにデレデレになります。
久しぶりに行ったので、どうやら怪しい侵入者だと思ったか、私が部屋に入ると大泣き。
ビスケットでご機嫌を取ろうとしても全く効き目なし。
「お前は何しに来たんだ!」と、泣きながら訴えているようです。
そのうちにご機嫌も良くなって、エイリアンではないと分かったようで、私の膝に乗って来たりして、もうたまりません。
先週、私は会えませんでしたが、娘が自宅に連れて来た時に、家内と娘の前でつかまり立ちした後で、3~4歩ほど歩いたと言っていましたが、今日は、さらにしっかりした足取りで、10歩以上、父親と母親の間を歩いてくれました。
方向転換も出来るようになりました。
生後すぐに、郷里の母が病気で入院したので、なかなか落ち着いかなかったのですが、やっと、ゆっくり初孫と遊ぶ時間も作れるようになりました。
這えば立て・・・
立てば歩め・・・の親心。
天使の笑顔に勝るものはありませんね。
過激派が人質の邦人を殺害したとみられる動画が配信されたというニュースが流れています。
相手は、情に訴えても受け容れる余地などないという、冷酷で卑劣な現実を受け止めざるを得ません。
◇親子酒 五代目古今亭志ん生
志ん生師匠、禁酒したお父っつあんが端から酔っているみたい。
今日はこれから落語っ子連の稽古会です。
稽古していないので、正直なところ、ちょっと折れそうな気持ちも。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |