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2015年1月26日 (月)

うるう秒

watch「うるう」という言葉があります。
語源はやはり「潤う」と同じだそうですが。
sandclock世界各国の標準時を地球の自転に合わせるため、時間に1秒を加える「うるう秒」の調整が、今年の7月に、3年ぶりに行われることになったそうで。K10049497311_1501251814_1501251818_
世界各国の標準時は、主に「原子時計」という精度の高い装置で決められていますが、地球が自転する速度は、日々、僅かに変化しているため、標準時との間には徐々にずれが生じます。
このずれを補正するのが「うるう秒」の調整で、日本時間のことし7月1日の朝、3年ぶりに行われることになったということです。
clock今回の調整は、日本では「午前8時59分59秒」のあとに、「59分60秒」という通常にはない時刻が加えられ、1秒余分に挿入されます。
「うるう秒」によって、一般の時計については1秒遅らせる操作が必要になりますが、標準時の電波を受信して時刻を合わせる「電波時計」は、自動的に時刻が調整されるそうです。
閏(うるう)とは、暦において1年の日数や月数が普段の年(平年)よりも多いこと、または1日の秒数が普段の日よりも多いことをいう。またはその余分な日・月・秒のこと。
多くの太陽暦においては約4年に一度、余分な一日・閏日が入れられる。
多くの太陰太陽暦においては約3年に一度、1ヶ月を余分に入れてそれを閏月と称する。
閏日または閏月が入れられる年のことを閏年という。

・・・そうなんです。
太陽暦での4年に一度の閏日は、通常夏季オリンピックが開催される年でもあり、馴染みがありますが、厄介なのは、太陰暦の閏月ですね。
現代人には馴染みがないこともありますが、1年が13ヶ月になるということで、例えば9月の次が10月ではなくて、閏9月になるということですよね。
古文を読んでいると、この閏というのがよく出て来ます。
閏月(うるうづき/じゅんげつ)とは、旧暦すなわち太陰太陽暦において加えられる「月」のこと。
これによって一年が13ヶ月となる。
太陰暦は、空の月が欠けて満ちそして再び欠けるまでを「一ヶ月」とし、それを12回繰り返すことで「一年」としている。
しかし、この月の満ち欠け(平均朔望月 = 約29.530 589日)による12ヶ月は約354.3671日であり、太陽暦の一年(約365.2422日)とくらべて約11日ほど短いので、この太陰暦をこのまま使い続けると暦と実際の季節が大幅にずれてしまう。
このずれは11×3=33日、つまり3年間で1ヶ月分ほどになる。
そこで太陰太陽暦ではこの太陰暦の12ヶ月に、約3年に1度、1ヶ月を加え13ヶ月とし、季節とのずれをなるべく少なくする調整をする。
この挿入された月を閏月という。これは二十四節気の節気と中気を、一年12ヶ月それぞれの月に割り当てるが(立春を一月の節気、雨水を一月の中気とするなど)、暦をそのまま使い続けると二十四節気とは次第にずれが重なってくる。
そのずれで中気が本来割り当てられた月のうちに含まれなくなったとき、その月を閏月としたものである。

・・・ということは、ですよ。
愚かしい兄弟の小噺は使えないと言うこと?
「あんちゃん、あんちゃ~ん」
「なんだい、あんちゃん、あんちゃんて、間抜けな声で」
「うん、あたい、つくづく考えてみるにね」
「お前が何か考える面じゃないよ。何だよ」
「うん、一年は12ヶ月だよなぁぁ?」
「バカ野郎、一年は13ヶ月だよ」
「そんなことはねぇよ、1月・・・12月、ほら12ヶ月じゃねぇか」
「お正月が抜けてるよ。そうだよなぁ父ちゃん」
「バカ野郎、来年のことが今から分かるか!」coldsweats01

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