菊芋
先週の土曜日に帰省した時に、近所の人から「菊芋」の粉末の瓶詰めをいただきました。
何でも、血糖値を下げる効能があるそうで、これを毎日少しずつ摂れば正常値になるそうで。
「菊芋」なんてあまり知りませんでした。
ところが、菊芋はアメリカやヨーロッパでその数々の効能と栄養素の高さが注目され、積極的に食事に取り入れられているそうです。
日本では、馴染みの薄いものですが、昔、戦争による食糧難から菊芋を食べていた歴史があるそうで、最近になって効能が再度見直されているとのことです。
菊芋はイヌリンと呼ばれる「食物繊維」が含まれているそうです。
イヌリンはゴボウやタマネギ、ニンニクなどにも含まれる糖の一種で、摂取してもヒトの体に吸収されることはほとんどありません。
イヌリンにはデンプンがほとんど含まれず、またヒトの消化酵素で分解されずに体外へ排出されます。
その際にこれらの炭水化物類の糖分を取り込んで一緒に大腸へと運んでくれる優れた働きがありますので、糖が体内に吸収するのを防いでくれるということなんです。
それで、イヌリンは血糖値を下げるのに効果があると言われて、血圧や糖尿病の食事として非常に有効だということです。
要するに、糖が体内に吸収するのを防いでくれるということですから、いわゆる「トクホ」と同じような効能なんですね。
ガラス瓶に入れられたのは、菊芋をスライスして乾燥させ、ミキサーで粉末にしたものだそうです。
早速、毎日少しずつ口に入れることにしました。
健康ならば命も要らない。
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