師匠のブログ
師匠のブログが、4ヶ月ぶりに更新されました。
http://ensou-rakugo.at.webry.info/201412/article_1.html
圓窓五百噺の最後の「その500」の噺は[五百羅漢]
その高座本の考察集に、「圓窓五百噺一覧」を載せる作業を、この師走に入ってからこつこつと進めていたが、今日…、あぁ…、もう27日か…、なんとか打ち込んだので、高座本[五百羅漢]の改訂版をPCへ納めた。
振り返れば、「圓窓五百噺を聴く会」のスタートは1973・ 3・13。
名古屋の含笑寺の本堂であった。
その五百噺、ゴールの日は第168回の2001・ 3・ 9で、出し物は、◎498[堪忍袋]、◎499[救いの腕]、◎500[五百羅漢]。
◎は高座本に作成されている噺。
口演数 500/500 高座本数 225/500ということであった。
500席の内、その半数は高座本にもなっていないし、同時にほとんどの人に馴染みどころか、「知らねぇなぁ」と一笑に伏せられてしまうものばかり。
読んだり、聞いたりした昔話だったり、文学だったり、また、他人の夢であったり、エピソードであったりもした。
その当時のあたしは夢中になって苦労して高座に掛けていたのだ。
「銭にもならないようなことを、何故やるんだろうか」と日記に書き殴ったこともしばしばあった。
でも改めて、最終日の出し物を目にして、[救いの腕]、[五百羅漢]は知る人ぞ知る名作だと自負している。
[救いの腕]は稽古連で複数の人が口演してくれた。
[五百羅漢]は「演りたいから高座本を」との注文の第1号のメールが手元に送られて来ている。
嬉しいことである。
それについて思うことは、「記憶は年々薄らいで、中には完全に失われて しまったものもある。まことに心細い」ってこと。
「記録って、刺激を与えてくれるなぁ」ってこと。
そこで、なんとなく怠けて休んでいたブログも再開を、と指を持ち上げてみた。
将来、自分へのいい刺激になるであろうと、期待をして、。
師匠、待ってました
それから、この「五百羅漢」は、新年1月の「紀伊國屋寄席」でお演りになることになっているはずです。
これは外せませんぞ。
30日の今年最後の公演の時にゲットしよう。
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