めくり
いつも「お江戸あおば亭」や「深川三流亭」のめくりを書いてくださっている「H先生」に、ご無理をお願いして、個別にめくりを書いていただきました。
「千早亭永久」と「金願亭圓志」という高座名のめくりです。
相変わらずお見事な筆さばきで、感服してしまいます。
2枚のめくりのうち、「千早亭永久」は、扇子っ子連で既に名乗っている高座名ですが、「金願亭圓志」というのは、まだ存在していない高座名です。
私が名乗らせていただいている「金願亭乱志」は落研の名前で、私はニ代目です。
即ち、当然のことながら初代がいらっしゃるということです。
ところが、プロの世界と違って、先代もご健在なんです。
先代とは、数年前のOB会総会で初めてお会いしてご挨拶させていただきました。
要するに「勝手に二代目を名乗らせていただいています」と。
当時は、そんなに気にならなかったのですが、最近のようにOB会の活動が活発化して来ると、私が出しゃばっているので、先代にご迷惑なのではないかと思うようになりました。
恋し家古狂師匠、談亭志ん志師匠や喰亭寝蔵師匠などは、皆さん初代なので、何でも遠慮なく思い切って出来るように思います。
しかし二代目というのは、申し訳ないような、やりづらいような。
さりとて、好きで名乗った高座名ですから、愛着もありますので、せめて亭号を同じにして、別の高座名が考えられないかと思案の結果、圓志というイメージに至りました。
乱視なら、ほかには近視か遠視か弱視。
金願でお金とくれば、金か円か・・・・。
圓志というのは、圓生・志ん生という大看板の字で、とんでもない気もしますが、今後、改名も考えられる気がしています。
今後、30年以上に渡って慣れ親しんで来た「(二代目)金願亭乱志」を改め、「(初代)金願亭圓志」を襲名させていただくこともあるかもしれません。
勿論、今は全くの白紙です。
是非皆さまのご意見もお聞きしたいと思います。
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