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2014年12月 1日 (月)

炬燵でみかん

tv家族でこたつを囲み、団らんを楽しみながら、テーブルに盛られたみかんに手を伸ばす・・・。
紅白歌合戦が国民的番組だった頃、我が家でも、祖父母と父母と妹と、こたつに入って、温州みかんを頬張りながら、テレビに見入ったものでした。Wlf14012518010020n1
まだ、決して豊かではありませんでしたが、幸せな家族がそこにありました。
“冬の家庭の光景”と聞いて、多くの人が思い浮かべるはずのシチュエーションですが、それはひと昔前の話になってしまったようです。
昭和から平成になり、時代の流れとともに、電気こたつとみかんが揃って生産量が低下しているそうです。
古き良き日本は、このまま消えていってしまうのでしょう・・・。

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これからが最盛期となる「みかん」だが、日本園芸農業協同組合連合会によると、1975年(昭和50年)頃に360万トンあった日本のみかん生産量は、ここ数年は約90万トンとなり、1/4にまで減少しているという。Wlf14012518010020p3
若者の果物離れ、輸入の自由化で安いジュースが入ってくるようになったりと、いろいろな要因で消費が落ち込んでいる。
ここで注目したいのが、みかんとゴールデンコンビを組む「こたつ」の生産も低下している点。
経済産業省の生産動態統計によると、1990年(平成2年)は、178万台ほど生産していたそうですが、2003年(平成15年)には約9割減の24万7000台に。
洋式化が進んでいるんですね。
そもそも、こたつとみかんは理にかなった関係。
こたつで温かくなった体は、自分でも知らぬ間に水分不足に陥ってしまいがちだが、そんな時テーブルの上に盛られたみかんは、手軽な水分補給にピッタリ。
みかんには、汗や排尿とともに流れていってしまうビタミンCも豊富で、まさに好相性といえる。

・・・こたつ大好きです。みかんも大好きです。
しかし、ダイエットの身には、果糖たっぷりのみかんは"大敵"。
考えてみると、私の子どもたちは、あまりみかんを食べません。
飽食の時代ということもあるのか、「死ぬほどバナナが食べてみたい」ということはありませんから。
これも、昭和は遠くなりにけりですね。
しかも、一年中食べることが出来る時代にもなり、「千両みかん」は、もう絶対に理解されないことでしょう。
あの消えた番頭さんはどうしているでしようか・・・?

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