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2014年12月13日 (土)

有給休暇の国際比較

pig勤勉な?日本人は、なかなか休暇を取らない、取れないという傾向にあるようです。
ある会社が、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査(25ヶ国の18歳以上の有職者男女を対象とし、2014年8月~9月に調査)を実施したところ、有休の消化日数と有休消化率は7年連続の最下位を免れることが出来たそうです。
ちなみに、最下位は韓国。
一方で4人に1人が有休取得に罪悪感を持っていることも明らかになったそうです。

今は昔、我々世代より前までは、有給休暇などほとんど取れませんでした。
父は公務員だったので、当時から何気に休むことが出来たようです。
ちょっと風邪気味たとか、前日飲みすぎて体調がすぐれないとかで、そこそこ休んでいました。
夕方も定刻に終えて帰って来ていました。
しかし、民間企業はそういう訳にはいきません。
社会人になった頃は、まだ週休二日制は定着しておらず、毎月土曜日と平日の各1日を「指定休日」と称して制度化していましたが、これすらほとんど休めない状態でした。
■有休消化日数・有休消化率ともに日本が世界最下位を脱却。
「有給休暇を何日間支給されますか?何日間消化しますか?」という質問では、支給日数は、日本は20日、世界平均は25日。
消化日数は、日本は10日、世界平均は20日。
有休消化率は下から、韓国48%、日本50%、マレーシア71%で、韓国とのダントツの有休消化率ワーストの争いの中で、今回初めて日本が逆転する結果となった。
■有休取得に罪悪感を感じる日本は「感じない」国の3倍。
有休を取る際に罪悪感を感じるかという質問に対し、日本人の26%が「はい」と回答しており最も多い結果となった。
一方で、メキシコとスペインで日本の3倍の77%が全く罪悪感を感じないと回答しており、日本人の国民性が顕著に出た。
また、例え休暇を取ったとしても旅行中に仕事のことが頭から離れないと回答したのは日本人が最多で、平均5.6%を大幅に上回る結果となった。

・・・そうなんでしょうね。
かなり改善して来たとは言え、まだまだというところでしょうか。
休暇取得はお互いさまということで、アサーティブなスタンス(アサーション)が必要だと思います。
・・・実は、昔、とても悔しい思いをしたことがあります。
田舎の父が、周囲から押されて、行きがかり上仕方なく、町会議員選挙に立候補した時です。
国政選挙と異なり、田舎の選挙の運動期間は短く、告示から投票日まで5日間ほどしかありません。
確か、火曜日でした。
立候補の届出の後、選挙事務所で出陣式を行うのが常のようですが、こういう時には、候補者だけでなく、家族・一族が並んで頭を下げるのも定番の儀式でした。
私は、田舎に選挙権こそありませんが長男ですから、本人も周囲も、最低この瞬間には立ち会わないといけないと固く思っていました。
それで、立候補を決めた直後に、上司に、当日の休暇取得を申請しました。
・・・ところが、上司の返事は「No」でした。
「お前の仕事は何だ?」とか「繁忙期だから」などと言われ、許してもらえませんでした。
母からは、「あんたの会社では、父親の一大事に長男が来られないなんていうことが、まかり通るのか」と、叱責されました。
それから、祖母が亡くなった時もそうでした。
朝、祖母の逝去を聞いたので、出勤して仕事を引き継いだ後、すぐに田舎へ向かおうと思っていたところ、「終業時刻まで仕事をしろ」という指示でした。
5時半まで仕事をして、急いで田舎向かい、実家に着いた時は、既に通夜式は終了してしまった後でした。
・・・仕事は、後からでもキャッチアップすることが出来ます。
しかし、人の生死や大きな節目や出来事は、その場限りでしかありません。
出口・入口・節目は、絶対に外してはいけないと思うのです。
私は、自分が人の上に立った時には、決してこんな思いを部下にはさせまいと、誓いました。
もう25年以上も前のことです。
今は、良い時代になりました。
昨年逝った父に対して未だに返すことの出来ない負い目です。

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