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2014年12月 2日 (火)

志ん生語録

pig落語家語録から、志ん生師匠。
「お父ちゃん、落語をおもしろくするにはどうしたらいいんだい?」
「そりゃおまえ、おもしろくしないことだ」

きっと、息子さんの志ん朝師匠が尋ねたら、こんな答えが返って来たということですね。
私は落研に入ってから、「あたま山」と「千早振る」を覚えました。
私としては、「どうも自分の持ちネタは、他の同期の噺に比べると、くすぐりが少なくて受けない。」と、やや不満でした。
ある時、某先輩に「私の噺は面白くないんです」と愚痴を言いました。
するとその先輩から「簡単だよ。面白くやればいいんだよ」という答えが返って来ました。
この禅問答のようなやり取りに、私は「随分意地悪な答えだな」と思いました。
でも、何となく口惜しくて、「よぉし、先輩に負けないぐらいに上手くなってやるぞ」と思いました。
その先輩というのが、当時雲の上の存在だった、4年生の喰亭寝蔵師匠でした。
ご本人は、全く記憶にないそうですが、実は、一人の少年が胸を痛めていたんですね、これが。

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