幸福の黄色いハンカチ
新車を買って、あこがれの北海道をドライブする欽也(武田鉄矢)は、一人旅の朱美(桃井かおり)をナンパして二人で旅を続ける。
途中、出所したばかりの中年男・勇作(高倉健)と知り合い、3人は旅を共にすることに。
やがて勇作は、「自分を待っていてくれるなら、家の前に黄色いハンカチを掲げておいてくれ」と妻に手紙を書いたことを打ち明ける。
・・・刑務所帰りの中年男が、偶然出会った若い男女とともに妻の元へ向かうまでを描いた山田洋次監督によるロードムービー。
過去を持つ主人公の物語と若いカップルのラブストーリーが北海道の四季とともにつづられ、1977年に公開されるや大ヒットを記録し、その年の映画賞を独占した。
とにかく、殺人罪で刑務所に入っていた人という設定が、あまりにも非日常すぎて、田舎から出て来た少年には違和感がありました。
この映画で私が一番興味深かったのは、武田鉄也さん扮する青年が運転する真っ赤な車でした。
4代目のマツダファミリアで、それなりにヒットしたモデルでした。
初代ファミリア 2代目ファミリア
3代目ファミリアブレスト 5代目ファミリア
これが映画に登場した4代目ファミリアです。
「幸福の赤いファミリア」でした。