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2014年11月28日 (金)

時代の流れか・・・

「ジャポニカ学習帳」というベストセラー、ロングセラーのノートがあります。
表紙にカブトムシなどの大きな写真が入っているのが特徴でしたが、2年前から昆虫の写真を使うのをやめていたそうです。
きっかけは、教師や親から寄せられた「気持ち悪い」という声だったということです。
来年で発売45周年になるロングヒット商品で、すべて富山県にあるメーカーの本社工場で作られていて、学年や科目ごとに異なる約50種類が販売されています。
商品の形に商標権を認める「立体商標」として認められるなど、抜群の知名度を誇ります。  こんな意見が寄せられたそうです。   
「娘が昆虫写真が嫌でノートを持てないと言っている」
「授業で使うとき、表紙だと閉じることもできないので困る」
これが保護者だけではなく、教師からも同じような声が上がったそうですから大変です。
担当者は「虫に接する機会が減ったということでしょうか」と推測しているそうですが。
身近な商品だからこそ、一人でも嫌だと感じる人がいるのであればやめよう、ということになってしまうのでしょう。
世相を反映したとはいえ、寂しく感じる人も少なくないでしょう・・・。
これまた、昭和は遠くなりにけりですか・・・。

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