おにぎらず
しかしまぁ、別にどうということもないと思いますが。
「おにぎり」の向こうを張る「おにぎらず」というのがあるそうです。
「おにぎらず」は簡単に言えば「握らないおにぎり」。
何のことはありません、漫画「クッキングパパ」の中で、「超簡単おにぎり」として紹介されているレシピだそうです。
ラップの上にのりを乗せて、その真ん中にご飯を平たく乗せ、さらに具材をのせて、乗りの四隅を折って四角にすればでき上がり。ご飯を握る必要がなく、手が汚れないので食べやすいと今話題になっているそうです。
握らない点を生かし、ゴロゴロした大きな具を乗せることも可能。
バリエーションが豊かで、冷蔵庫の残り物をはさんでさっと作ることができるのも「おにぎらず」が受けている要因だというコメントがありました。
要するに、ヤマザキの「ランチパック」のライス版ということで、わざわざ名前をつけるほどのものでもないと思います。一方、「おにぎり」にあって「おにぎらず」にないのは、塩と握る工程。
握り固めることでただ単に形を整えるためではなく、米粒が密着してご飯内外の表面積が減り、外気に触れる部分が小さくなり、さらに塩とともに、雑菌の繁殖を防いだり抑えたりすることができます。
える力があります。
「おにぎらず」は、保存性という点では劣りますから、おにぎりと同じ感覚で持ち歩くには少々不安だと……。
「おにぎらず」なんて、ネガティブな名前をわざわざ付けなくても良いと思いますが。
要するに、おにぎりと言うのは、優秀な料理?だということですね。
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