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2014年11月 5日 (水)

大人の対応?

bellノーベル物理学賞の受賞が決まったN教授が、かつて勤務していた企業に対して関係改善を呼び掛ける記者会見を開いたことを受けて、この企業が出したコメントが実に粋でしたね。
N教授は(今回の受賞に際して)、弊社歴代社長と弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分と存じております。
N教授が貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、研究に打ち込まれ、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるよう、お祈りしております。

ここで独断を言わせていただきます。
私には、当時、マスコミを味方につけて、かなり強引な裁判(法外な要求)を展開した人だというイメージがあり、業績は評価されるにしても、受賞者として相応しい品格の人ではないと思っています。
歴代のノーベル賞受賞者と言えば、我が同窓(と言わせていただきます)の田中耕一フェローにしても、今回の天野浩教授にしても、素朴で人柄の良い一途な人で、ちょっとストイックな人が多く、こんなにギラギラした、悪人面の人はいません。
そもそも、この人が受賞したことに違和感があります。
この期に及んでの関係改善の呼びかけは、受賞者としての負のイメージを払拭するために、後ろ足で砂を掛けるようにして出て行った会社の懐柔策のようにしか思えませんでした。
それでも、百歩譲って、ノーベル"物理学"賞は、海外の人が選ぶ、専門分野の賞ですから、仮に良しとしても、文化勲章はないだろうと思うのですが、どうやら、最近はノーベル賞を受賞した人には無条件で文化勲章も親授されているようです。
何と主体性のない・・・・。
それに対するこの企業のコメントは、「そうですね。昔のように仲良くしましょう」などと、安易で優柔不断な態度ではなく、慇懃で毅然とした「拒否」の意思表示でした。
「鹿政談」や「帯久」の裁きのような、建前と実態を踏まえた名コメントだったと思います。
企業の方がずっとずっと大人ですね。
・・・ちょっと激しすぎましたか?

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