米團治語録
落語家語録から、先代の米團治師匠。
芸人は、米一粒、釘一本もよう作らんくせに、酒が良いの悪いのと言うて、好きな芸をやって一生を送るもんやさかいに、むさぼってはいかん。
ねうちは世間がきめてくれる。
ただ一生懸命に芸をみがく以外に、世間へのお返しの途はない。
また、芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前やで。
・・・思うに、私もそうですが、物を作ったり出来もしないで、理屈ばかりこねる奴が多い世の中になってしまいましたね。
総評論家時代とでも言うのでしょうか、自分は手を汚さず、距離を置いて、理屈ばかり言う。
この最初のフレーズは、偉そうにしている奴等にぶつけてやりたいですね。
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