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2014年11月 3日 (月)

訃報

明るいキャラと落語への真摯な取組姿勢が素晴らしい好青年が、突然遠いところへ旅立ってしまいました・・・。
OB会の寝坊会長から「訃報」と題したメールをいただきました。
「えっ?まさか!」と、実は不謹慎ながら、何人かの先輩の顔が浮かびました。
ところが、何と、若手OBの「世間亭節介」さんだという・・衝撃的なニュースでした。
創部50周年記念OB落語会の時は、まだ現役で、部長でした。
4年前に大学院に入ったばかりでした。
そして、その年の「第22回OB落語会では、「一目上がり」を披露してくれました。
そう、会場が定禅寺通りの仙台メディアテークで、私が「笠と赤い風車」を演った時です。
前回の「第23回OB落語会」では、「金明竹」で、会場から大きな拍手をもらっていました。
私が、「ねずみ」でトリを取らせていただいた時です。

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そして、今年9月27日のOB落語会では、多忙なところを押して、「桂友楽師匠からご指名されたとあらば、出ない訳にはいきません!」と、「一目上がり」を熱演してくれました。
その前に体調を崩していたということは聞いてはいたのですが。

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とにかく腰の低い、素晴らしいキャラクターでした。
節介さんが落研に残してくれたものは、極めて多大だと思います。
彼が、本格的に活動を始めたOBと現役の皆さんとの、最初の架け橋になってくれたこと。
50周年記念の大イベントや、OBとの仙台での様々な活動も、彼なくしては語れなかったと思います。
在りし日、落研の青い法被を着て、如才なく動き回る節介さんの姿を、OB・現役の多くが、眼に付いて離れないと思います。


落研のHPでは、こんなふうに紹介されていました。
落研には珍しく、落語をするために落研に入った男。
彼が話すことはすべて、小噺にしか聞こえなかったりする。
彼と一緒に何か歌うなら、赤いランプの終列車。
「最高学年としてのプレッシャーが~」が、今年度(当時)の口癖になりつつある。
 
東北大学落語研究部に「世間亭節介」ありき。
節介さん、本当にありがとう。心からご冥福を祈ります。

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