ノーベル賞
今週はノーベル賞ウィークです。
昨日は、ノーベル物理学賞に、日本人3人の先生方の受賞が発表され、世間は大騒ぎ。
ご同慶の至りであります。
確かに、LEDは、我々の生活に多大な貢献をしてくれていますから、その功績が称えられて当然だと思います。
村上春樹さんが注目されている文学賞は9日発表予定だとか。
私が小学生の頃、物理学賞で朝永振一郎博士が1949年の湯川秀樹博士に続き、それから文学賞で川端康成さんと、まだまだ少ない時代でした。
これで、受賞者が各賞合わせて22名になり、随分庶民的な賞になって来た感じがします。
大変結構なことだと思います。
例の細胞騒ぎで、ちょっとミソがついていた科学界にとっても、これで子どもたちが憧れてくれることでしょう。
ところで、平和賞には、「憲法9条を保持する日本国民」というのが最有力候補に挙がっているそうです。
「東アジアなどで緊張が高まる中で、時にかなっている」 というコメントもあるようです。
こういう形もありうるんですね。
確かに、戦後約70年に渡り、直接戦争というものに縁がない国というのは、世界でも珍しいのかもしれません。
尤も、平和賞には278候補もあるそうですから、捕らぬ狸の皮算用は止めましょう。
賞がもらえても、もらえなくても、平和であることは間違いありませんし、みんなが平和の有難さを実感して、続けて行くことが大切です。
でも、もし受賞した場合には、誰が受賞式に出席するんだろう・・・なんて狸を数えてしまっている自分に気がつきました。