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2014年10月23日 (木)

男心と女心

memo今朝の日経新聞「春秋」を読んで、しみじみ思うこと。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO78767760T21C14A0MM8000/
歌人の斎藤茂吉は50代の半ばになって、まな弟子の永井ふさ子と激しい恋に落ちた。
別居中の妻があったが情熱はほとばしるばかり、30も年下のふさ子に送った手紙は150通にのぼる。
「ああ恋しくてもう駄目です」「恋しくて恋しくて、飛んででも行きたい」――。

50代の半ばで、こういう存在の人がいること、こんな熱い(恥ずかしい?)手紙が書けるというのは、やはり歌人の歌人たる所以でしょうが、男心はこんなものだと思いますね。
エッセイストでイタリア文学者の須賀敦子さんが、友人夫妻に宛てた書簡55通が見つかったそうだ。
「もう私の恋は終りました。その人をみてもなんでもなくなってしまった。これでイチ上り」。
40代のころの1通である。
はて身の上に何が……。(中略)

人生の山も谷も、彼女はそうやって越えていったのだろう。
これも、女性の切り替えの早さというのが分かります。
きっと、「その人(男)」は、「イチ上り」で冷たくなった彼女のことを、いつまでも追いかけたことでしょう。
もう、二度と振り向いてはくれないのに・・・。
男というのは、悲しく女々しいものです。
【女々しい】( 形 )
 ①いくじがない、思いきりが悪いなど、男としてふさわしくない。
   柔弱である。未練がましい。
 ②女のようだ。

ところが、実は、男の方がずっと未練がましい生き物ですから、辞書も、説明を変えないといけないと思いますな。
・・・ところで、150通も手紙を送ったという茂吉は、相手の人が「イチ上り」だったら、今ならストーカーと言われてしまうかもしれません。
でも、有名な歌人だと、文化的な価値があるのでしょうか?
落語の男女は、相思相愛が多いですね。
お初・徳兵衛、おせつ・徳三郎、お若・伊之助、お花・半七、幾代太夫・清蔵、文七・お久・・・。
違うのは、喜瀬川花魁・杢兵衛大尽、高尾太夫・伊達の殿様?

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