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2014年10月21日 (火)

何のために走るのか・・?

ある日走ったその後で 僕は静かに考えた・・・
昔、ちょっとヒットした、自殺してしまったオリンピックのマラソン選手のことを題材にした(一人の道」という歌です。
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北京国際マラソンが行われ、55カ国・地域から3万人のランナーがエントリー。
ところが、重度の大気汚染に見舞われて、多くのランナーがマスクを装着して参加したほか、一部ランナーは防毒マスクを装着する皮肉めいたパフォーマンスを見せて走っていたそうです。
深刻な大気汚染の中でも予定どおり大会を開催した組織委員会は、約半数のランナーが外国や北京市外からやってくるなど大会規模が大きく、延期が難しかったと説明し、前日夜には「なるべく鼻で呼吸し、気分が悪くなったら直ちにリタイアするように」とのアナウンスをしていたそうですが、ランナーからは「鼻呼吸だけで長距離走は無理。アドバイスが適当過ぎる」いった声が出たほか、ネットユーザーからも開催時期への考慮不足を批判する意見が寄せられているそうです。
イベントのためのイベントで、そもそもの目的は何なんだろうか?と思います。
健康増進や、ストレス解消、あるいは純粋に記録への挑戦という人もいるでしょう。
でも、こんな劣悪な環境では、何のために走るのか、かえって逆効果ではないかとさえ思います。
極めて真面目で悲しい歌の背景とは全く違うので、不謹慎な引用かもしれませんが・・・、
だけど身体は動かない これ以上走れない・・・
それにしても、中国の大気汚染は酷いんですね。19040059
昔、日本が公害問題で深刻だった時、富士市の製紙工場から排出される煙とヘドロで、曇った日などは悪臭が酷く、田子の浦港はヘドロの悪臭と堆積で、機能不全になりそうでした。
工場の近くの小中学校では、他の地区に比べて喘息患者の数が多いだとか言われていました。
1960~1970年代は、日本も酷かったんです。
全く関係ありませんが、このブログのアクセス累計が69万件になります。

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