オジサンが想像した「OB落語会」
OB落語会のバーチャル実況をば・・・・(仲入りまで)。
さぁ、いよいよ「第24回OB落語会」の開演です。
冒頭、在仙の初代多趣味亭こり生師匠から、創部55周年のご挨拶からです。
長年にわたって教育に携わって来られたこり生師匠は、先年叙勲を受けられたばかり。
落研出身者でも、勲章がもらえることを示してくださいました。
ご挨拶の後、落語のトップバッターは、現役部員4年生の升万楼(ましゅまろう)ビスコさんの「千早振る」。
高座名から、てっきり女子部員だと思っていました。
「千早振る」は、私の学生時代の持ちネタでもあります。
落研の部員紹介では・・・その奇抜でスウィートな名前から、落語を演じると自己紹介が一番ウケることが少し気になるらしい。
いろいろな場所に大きいおともだちとして出没中。
動物と女の子だいすき。 ・・・とあります。
次は、OBの井の線亭ぽんぽこさん「堀の内」。
ぽんぽこさんとは何度も共演したし、50周年の時は、高座返しもしていただきましたから、もう顔馴染み。
OBになって、何とも言えない"風格"が感じられるようになりました。
今回も比較的軽い噺でしたが、「お江戸あおば亭」では、そろそろトリをお願いしたいと思っています。
世間亭節介さん「一目上がり」。
節介さんは、大学院で勉強中ですから、現役のような、OBのような・・・。
前回のOB落語会の時には、部長として活躍中で、楽しい高座も披露してくれました。
今回は、学業多忙にも拘らず、桂友楽師匠はじめ在仙OBに三顧の礼で依頼され、男気を感じてのご出演だったはずです。
そして、早くも「名人・喰亭寝蔵」師匠の登場で「堪忍袋」。
落語っ子連で、師匠の前で何度か「堪忍袋」の稽古をつけていただいたのを拝見していますから、もう・・・・。
「落研に御三家あり、名人・寝蔵、達人・志ん志、職人・友楽」。
名人の芸には、現役の皆さんも納得してくれたことでしょう。
そして、寄席の彩りの踊りもご披露いただいた、恋し家古狂師匠の「犬の目」。
寝蔵師匠の落ち着いた芸風から変わって、ひたすら明るくて楽しい高座です。
今回も、マクラで時事問題などを語られたのではと・・・。
ご自身の噺だけでなく、常に落語会全体の構成や雰囲気にも気を配ってくださり、色物も率先してご披露くださっています。
・・・これは・・、「深川」でしたか?
仲入り前は、ご自身の創作による、桂友楽師匠「支倉常長伝」。
伊達藩の支倉常長遣欧使節から400年。
地元仙台で落語活動を続けておられる友楽師匠の創作歴史落語の第3弾(のはず?)。
地域の人たちや現役部員の人たちと、落語を通じてコミュニケーションされている姿は、私にはとても羨ましく思われます。
・・・お仲ぁ入りぃぃぃぃ~。
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