稽古用高座本
「蒟蒻問答」と「文七元結」の稽古を始めてみようと。
師匠から戴いた「高座本」は、師匠手ずからのA5判サイズです。
私は、最近では、ほとんど師匠の高座本をベースに演らせていただいています。
落語っ子連の越児さんや窓口さんは、別の師匠の音源から筆記して、ご自身でネタ本を作っておられるようです。
私は、手抜きで、出来合いのものを使っているような感じです。
私も以前は、自分で書いたり、PCで打ち込んだりしていたのですが、師匠からご指導いただくようになって、記憶や暗記の作業をしなくなったので、自分で書いて覚えるというプロセスは不要になったこともあります。
その代わり、高座本に書き込みをして、自分の言葉に直したり、必要な項目を加筆したり、語らない部分をカットしたりします。
書き込みやカットなどを、師匠の高座本そのものに直接施すと、高座本が汚れて師匠のオリジナルな部分を毀損してしまうような気がするのと、「演読」する時にはA5判では小さすぎるので、B5判に拡大コピーして、使うことにしています。
ということで、2つの高座本コピー(稽古用)を作りました。
「明烏」も早晩作りたいと思います。
「落語・噺・ネタ」カテゴリの記事
- 稽古をした演目(2020.09.09)
- 十八番(2020.07.13)
- 「紺屋高尾」と「幾代餅」(2020.06.18)
- 落語DEデート(2020.05.24)
- 古今亭志ん朝を聴きながら(2020.05.23)