意外な映像との遭遇
田舎から、元の町長さんが亡くなったという報せがありました。
享年98歳ということですから、大往生です。
この元町長さんは、1969年から途中8年のブランクがありますが、1993年までの通算16年間(4期)町のトップを務められたので、中学生だった私も良く存じ上げています。
また、対外的にも、例の「オウム真理教」が、いつの間にか我が町に兵器工場を建設し、トラブルになっていた時で、このカルト教団対策に苦労されました。
そんなことを考えながら、インターネットで記事を読んでいて、意外なものを発見しました。
Youtubeに、1995年4月に行われた、警察によるオウム施設への強制捜査のニュース映像です。
我が町の兵器工場と言われたオウム施設にも、300人の捜査員が入り、大がかりな捜査が行われたのですが、当時、父が町の「オウム対策協議会」の会長を務めていました。
この時の様子が、当日夜の報道番組「ニュースステーション」放送され、久米宏キャスターの質問に答える父の映像が映されました。
何と、その時の映像を見つけたのです。
昨年85歳で亡くなった父は、当時65歳だったはずです。
父にとっては、文字通り命がけの任務だったと思います。
思いがけず、生前の父の声と顔を見ることが出来ました。
私は父に似ていると言われましたが、「松山鏡」ではありませんが、どうでしょうか?
改めて、父のことを思い出しました。