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2014年8月 1日 (金)

吉原俄(にわか)

吉原俄(にわか)?
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俄(にわか)とは、江戸時代から明治時代にかけて、宴席や路上などで行われた即興の芝居のこと。
仁輪加、仁和歌、二和加などとも書く。
またの名を茶番。

俄狂言(にわかきょうげん)の略で、俄、つまり素人が演じたことからこう呼ばれる。
あるいは一説に、路上で突然始まり衆目を集 めたために、「にわかに始まる」という意味 から「俄」と呼ばれるようになったと伝えられる。

内容は歌舞伎の演目の内容を再現したものや、滑稽な話を演じるものがあったようである。
吉原俄 吉原俄
吉原では、江戸の遊郭、 新吉原で夏の行事として行われていた「俄」にちなみ、日本舞踊や落語などを披露する「よしわら俄」が、 吉原公園をメーン会場に開催されるそうです。
吉原俄は、吉原遊郭中の稲荷祭などで、郭の芸人・禿・若い衆などが行なった即興寸劇。
明和~天明の頃盛んで、毎年8月に行なわれていたそうです。
俄か雨は困りますが、こんな俄なら大歓迎です。
「俄を演る場所はどちらですか?」「俄な(庭かな)」・・・

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