« サクラサク・・・? | トップページ | 完熟ゴーヤ »

2014年8月15日 (金)

圓朝忌と圓朝まつり

key「圓朝忌」と「圓朝まつり」の関係について・・・。Photo
そもそも、三遊亭圓朝の命日(8月11日)に、墓所のある谷中の全生庵で「圓朝忌」として行われていた法要が始まりです。
この法要は、毎年、落語協会と落語芸術協会が交互に主催して行っていました。
住職による法要の後、「奉納落語」として噺家さんの代表が一席奉納しました。
これは、客席に対してではなく、ご本尊と圓朝に奉納する、という意味合いから、列席の人には背中を向けて喋ります。
その後、境内で扇子と手拭いのお焚き上げが行われ、芸人同士が親交を深めるという、「法事」色の強いもので、一般には公開されていませんでした。
ところが、その後、
「圓朝忌」から落語芸術協会が撤退。
落語協会の単独開催が数年続きました。
そして、2002年(平成14年)から「圓朝忌」を発展的に解消し、名前も「圓朝まつり」と改称して、大々的な”ファン感謝デー”になったと言う訳です。F0042295_13225619
日程も、一般の人が参加しやすいように、「毎年8月11日の直前の日曜日」ということに変更しました。
圓朝師匠の法要や物故者の供養、扇子お焚き上げなどの仏事はそのまま継続しながら、落語協会所属の芸人とファンとが触れ合える「お祭り」にスタイルを変更したんです。
「圓朝まつり」も、諸般の事情から、今年は開催されていません。
先日の「NHKニュースウォッチ9」で桂歌丸師匠の国立演芸場での芝居が採り上げられましたが、歌丸師匠が圓朝墓に詣でて、「牡丹燈籠」をお演りになるに際して、「今年も御作の牡丹燈籠を演らせていただきますので、何卒お守りください」と、手を合わせている映像がありましたが、三遊亭圓朝は偉大です。

« サクラサク・・・? | トップページ | 完熟ゴーヤ »

徒然」カテゴリの記事