板の間稼ぎ?火事場泥棒?
最近、テレビやラジオでも盛んにCMが流れていますが、借金をした人が貸金業者に払い過ぎた利息を取り戻す「過払い金返還請求」をめぐって、過払い金が返還されたにもかかわらず、弁護士や司法書士が依頼者に渡さず、着服してしまうケースが増えているそうです。
2012年以降、全国で少なくとも45件(計約1700万円分)あったとのこと。
中には、依頼を受けていない人の過払い金を勝手に請求したケースもあったそうですから、呆れた弁護士先生がいたものです。
「過払い金の仕組みを利用した悪質な行為」として、依頼者の同意が得られた案件については、法務局などに懲戒請求がなされているそうです。
弁護士や司法書士などは、最も信頼されている人たちのはずなのに、一番卑怯だと思います。
最近は、なかなか仕事がなくて困っている弁護士も多いようですから、弁護士と言えども信用出来ない時代になってしまいました。
自分は粗末な服を着て湯屋へ行き、早々に入浴をすませ、帰りは金目になりそうな他人の服を着て、そ知らぬふりで出て行 く「板の間稼ぎ」か、火事で大混乱している現場で盗みを働く(人々が混乱している中で利益を得る)「火事場泥棒」みたいな奴等ですね。
「火事息子」なら、「臥煙みてぇな奴だな」って言うのでしょうか。