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2014年8月 2日 (土)

超ブラック企業

pig私は、一番美味しいと思いますし、落研の発表会の会場だった日立ファミリーセンターの隣に店があったので、基本的に牛丼を食べるなら「Y家」です。
一度だけ、扇子っ子連の稽古の時に、千川駅前の「すき家」に入ったことがありました。
混雑はしていなかったのですが、店員さんが少なくて、オーダーまで待たされ、味も良くなくて、もう来ることはないと思いました。
でも、あの時あの店のスタッフも、疲れ切っていたのかな。
文句を言いたかったけど、言わずに我慢して良かった・・・。
この「すき家」の、従業員の過重労働が問題になっていて、この調査・提言のために設置された第三者委員会が記者会見を開き、調査報告書を発表したそうです。
「顧客第一主義でもってきたことは間違いないが、従業員の生活をはたして守ることができていたのか、満足度はどう取り扱われてきたのか」と従業員軽視の風潮を疑問視。
「過重労働の根源である経営陣の意識を変えないといけない」とのコメントが。
えっ?顧客第一主義?どこが?
それから、この会社の超ブラックぶりには驚かされます。
調査報告書には「すき家」従業員の生々しい声も記載されていたそうです。
「慢性的な人手不足(MGR、クルー)の状態なのに、新店をオープンしないで欲しい」
「意欲も低下、慢性的人員不足でおかしくなりそうです・・・会社を守っているので私たちのことも守ってください」
「正直言わせていただくと、労働環境かなり悪すぎです。社員全員が平等に週休 2 日確保及び1回転[注:店舗において、24時間連続で勤務すること]以上ないような労働環境にしてほしいと強く思います」
「まったく回っていない現場があり、過労死してもおかしくないようなこの労務環境が現実にあるなかで、世界から飢餓と貧困を撲滅するため、日本一を走り続けるため、世界一を目指すためと、新入社員の数もろくに確保できていない状況で店舗を拡大していくのはもはや大義ではなく驕りであると思う」
さらに、従業員の退職理由として、以下のコメントも。
「居眠り運転で交通事故を 3回起こした。人が取れず、金曜から月曜は回転になる。」
「年末親に会い、20kg 痩せ見てられない、辞めてくれと頼まれた。」
「シフト時間、シフト調整により寝る暇がない。休みがない、3ヶ月に1回あれば良い方。30 日間オフなし。ピークの時間ワンオペ、土日の昼ワンオペ。」
「居眠り運転により、怪我→入院。(川に車ごと転落)過去に事故を3回起こしており、父親から仕事を辞める様にと勧められている。」
「誰も相談に乗ってくれず、つらかった。誰かに話を聞いて欲しかった。」
「労働環境が厳しかった。超過勤務 400H/月、休みなし(月1程度)現場環境は変化しない、長くできない。」
「異動の回数が多いので(3 ヶ月単位)人間関係が作れない。生活の基盤を作ることが出来ない。立て直してもすぐ異動してしまう。」
「理不尽な事が多い。サービス残業が多く、未払いになっている。(クルーにもさせている)業務が多く、シフトアップの予定時間を過ぎてもデイリーに記入できない雰囲気がある。」
「オフが取れない。シフトがなくても店舗から連絡やシフト調整しなくてはならない。拘束時間が長い。会社のビジョンに共感したが、営業の本部もギャップがある。本部は営業の事をわかっていない。ゼンショーの人間として努力したかったが、先が見えない。」
「回転が続いて馬鹿らしくなってしまった。頭が回らない。」

・・・一言もありません。
「化け物使い」の吉田のご隠居だって、こんなに酷いことはさせませんよ。
だって「こう化け物使いが荒くちゃぁ、とても辛抱出来かねます。お暇を頂きます」すら言えないんですから。
企業・組織ではなく、顧客第一主義だとか、ビジネスモデルだとかいう次元でもなく、これはもう極めて重い犯罪ですね。

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