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2014年8月27日 (水)

東京かわら版

Entry_cover1409thumb188x3602126東京かわら版の9月号が届きました。
今月号は、柳家小ゑん師匠が登場。
新作派の師匠ですから、実はあまり聴く機会はありませんが、代表作の「ぐつぐつ」は、圓窓師匠も高く評価されています。
新作落語の名作の一つだと思います。
おでん鍋の中の具が主人公なんです。
「リケジョ」なんて言うのが、何とか細胞を発見した割烹着の女性研究者のおかげでポピュラーになりつつありますが、アナロな理科系男子もまだまだ・・・。
確か、工業学校の出身で、昔の秋葉原に通い詰めたと聞いたことがあります。
小ゑん師匠の作・口演の「鉄の男」は鉄道おたくの噺だそうです。
例によって、マニアックな世界の噺のようですが、どこか"男子"には共感する所があるのかもしれません。
そういう、懐かしい、曖昧な雰囲気を持ってるのが魅力の噺家さんだと思っています。
そうそう、小三治師匠の人間国宝も、大きなトピックスでしたね。

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