避難勧告
よく分からないのですが、朝鮮半島方面に抜けて低気圧になった台風の影響で、なぜか四国で記録的な豪雨になり、大きな被害が出ているようです。
四国地方はずっと猛烈な雨が降り続き、高知市では、市内全域に避難勧告が出されたままになっているそうです。
33万人以上の人たちに「避難勧告」が出されているとのこと。
市内全域に避難勧告ということは、市内には安全な場所がない、避難する場所がない、ということなのでしょうか・・・・?
これまたよく分かりません。
ところで、台風などの災害時に、「避難指示」や「避難勧告」という言葉を耳にします。
また「避難準備情報」というものもあるそうですが、この区別もよく分かりません。
最も緊急性が高く、強制力が強いのは「避難指示」で、その次が「避難勧告」、一番弱いのは「避難準備情報」だそうです。
さらに、「避難命令」という言葉を聞くこともありますが、これは法律に基づくものではないそうです。
法律で規定されているのは「避難指示」と「避難勧告」のみで、「避難準備情報」は法律による根拠はありませんが、自治体が地域防災計画に基づき発令しているとのこと。
いずれも、強制力や罰則はないそうですら、最終的には状況をみて判断するしかないと思います。
ニュースのインタビューを聞いていると、よく「ここに住んで○十年になるが、こんなことは初めてだ」なんて言っている人が出て来ますが、自然の中で○十年なんて、ほんの一瞬ですから、何の説得力もありません。
ただ、私の実家もそうですが、明らかに降雨水害の恐怖は、昔に比べると増大しています。
裏山が崩れ、土砂が川をせき止めて・・・・。
考えただけでもぞっとします。