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2014年8月 6日 (水)

仙台七夕

仙台の七夕祭りが始まりました。
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一昨年、本当に久しぶりに七夕まつりに行きました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/08/post-6.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/08/post-5c75.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/08/post-8.html
また行ってみたいと思いますが、なかなか・・・・。
江戸時代の初期、仙台藩祖の伊達政宗が婦女に対する文化向上の目的で七夕を奨励したため当地で盛んな年中行事の1つになったとされている。
年中行事としての七夕は江戸時代中期頃から全国各地で行われている。
1783年(天明3年)には、天明の大飢饉発生による荒廃した世俗の世直しを目的に藩内で盛大に行われた。
1873年(明治6年)の新暦採用を境にして年々七夕の風習は廃れ始め、第一次世界大戦後の不景気以降はそれに拍車がかかった。
1927年(昭和2年)、この状況を憂えた商店街の有志らによって大規模に七夕飾りが飾られた。
すると、大勢の見物客で商店街は賑わった。
翌1928年(昭和3年)には旧暦開催を新暦日付の月遅れ(8月6日・7日・8日)に開催することとし、東北産業博覧会と関連して「飾りつけコンクール」も行われ以降、華麗な飾りつけが発達するようになった。
このようにして、「七夕」という庶民の風習は「七夕祭り」という昼間の商店街で行われるイベントへ転換した。
しかし、第二次世界大戦の戦局の悪化とともに規模は縮小された。
戦後の1946年(昭和21年)、仙台空襲で焼け野原となった街に52本の竹飾りで仙台七夕は復活した。
翌1947年(昭和22年)の昭和天皇巡幸の際、沿道に5000本の竹飾りを並べて大規模な飾りつけの「七夕祭り」が復活した。
1949年(昭和24年)には七夕協賛会が発足した。
高度経済成長以降は、「東北三大祭り」の1つに数えられたことで日本各地から団体旅行客が集まる祭りへと変化した。
1970年(昭和45年)からは「動く七夕パレード」(現「星の宵まつり」)と「仙台七夕花火祭」が始まり、夜のイベントが加わった。
1983年(昭和58年)からは「夕涼みコンサート」が始まり、無料の屋外音楽イベントの面も持ち合わせるようになった。

学生時代、「動く七夕」が定禅寺通りをパレードしていました。
七夕を過ぎると、仙台は急に涼しくなるようなイメージでしたが、最近はそうでもなさそうです。

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