義理の叔父の訃報
義理の叔父の訃報を受けました。
家内の母の妹のご主人が亡くなったという報せを受けました。
最近、ずっとご無沙汰していたのです・・・。
確か、山梨県バレーボール協会というスポーツ団体の役員をしていました。
東洋の魔女のキャプテンだった故河西昌枝さんの郷里の隣町、モントリオールオリンピック金メダルの矢野広美選手の地元ですから、バレーボールが随分盛んな土地柄でしたから、色々忙しくしされていたのを思い出します。
確か、ご実家は「甲州印傳」と関わりがあったと聞いています。
甲州印傳は、鹿革に漆で模様を付けたものが特徴です。
鹿革は、体になじみ、強度を備えていることから武具にも盛んに使われており、戦国時代には、燻(ふすべ)や更紗(さらさ)技法を用いた鎧や兜が武将たちの勇士を飾ってきました。
印傳の由来は、寛永年間(1624~1643年)に、来航した外国人により印度(インド) 装飾革が幕府に献上された際に名づけられたと伝えられています。
その華麗な色に刺激されて、後に国産化されたものを印伝と呼ぶようになったそうです。
貞享2(1685)年刊の京都の地誌「京羽二重」や十返舎一九の「東海道中膝栗毛」(1802年)の中に「印傳」の記述があることから、江戸時代には各地で製造されたものと思われますが、現在、製法が伝わっているのは、甲州印傳のみだそうです。
私の名刺入れも印傳です。