東京かわら版
もう8月号です。
本号は、落語協会の新旧会長のインタビューの様子が掲載されています。
小三治師匠にも、落語を愛するがゆえの、様々な思いがおありで、市馬さんに後を託す気持ちも、よく分かります。
また、これを受ける新会長の煩悶もいかばかりかと思いますが、我々のレベル(素人愛好家)でも知っている、大きな度量とお人柄が、伝統芸能を守り発展させて行く大将として選ばれた最大のポイントだと思います。
思えば、私が落語に戻って来た当初、一番聴いた噺家さんの一人で、歌謡ショー?にも通ったのを思い出します。
ちょうどその頃、ミックス寄席の加藤さんが、「これから50歳までが、市馬さんにとって重要な時間になる」と仰っていたのが印象的です。
市馬さん、見事にクリアしたということですね。
「俵星玄蕃」は、市馬さんの真骨頂ですから、ずっと聴き続けたいと思います。
今年の夏も、多くの場所で、多くの落語会が開催されます。
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