« 隣の国 | トップページ | 梅雨明けの朝散歩 »

2014年7月23日 (水)

酔余の蛮行

また日本人の恥を晒す議員がいました。
北海道議会の自民党会派に所属する65歳の道議会議員が、道議会の海外調査で搭乗した日本航空の成田発ドイツ・フランクフルト行きの航空機内で、シートの倒し方を巡って、他の乗客らと口論になるなどトラブルを起こし、注意を受けていたそうです。
後ろ座席の乗客から「シートを倒さないでほしい」と言われたことに腹を立てて口論となり、拳を振り上げ、さらに前の座席の乗客ともシートの倒し方でトラブルになり、仲裁に入った客室乗務員に「倒産会社が何を言っている」と暴言を吐いたという・・・・・。
この時、このオヤジは酒を飲んでいたそうです。
この海外調査はドイツやフランスの農業政策などを調べるのが目的で、計8人の道議が参加。
所詮、調査・視察と銘打った、官費を使ったお遊び旅行でしょう。
多くの人を代表する立場だというのを忘れた、プライドも品格もない、あさましい行為です。
この酔っ払い道議は辞職願を提出したそうです。
道議(道義)的責任を取ったとでも言いたいんでしょう。
当たり前です。辞職ではなく解職に値するものだと思います。
酔っ払いと言えば、最近鉄道の駅などで、駅員さんに暴力をふるう酔っ払いが増えているそうで、それも、50歳代・60歳代のオヤジが多いそうです。
これまた卑怯で情けない奴等です。
この、鉄道の駅構内や列車内で酒に酔った人が駅員に暴力をふるうのを「酔余(すいよ)の蛮行」と言い、1年間で最も多いのが7月・8月なんだそうです。
自分の量や器量が分からずお酒を飲む人って、嫌いですね。
今、「一人酒盛」の稽古をしていますが、落語に出て来る酔っ払いは、時々とんでもない人がいますが、みんないい奴です。
悪いのは「らくだの馬」ぐらいでしょうか・・・。

« 隣の国 | トップページ | 梅雨明けの朝散歩 »

巷談」カテゴリの記事