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2014年6月 9日 (月)

風間杜夫さんと落語

drama風間杜夫さんと言えば、私にとっては「蒲田行進曲」です。
その風間さん、1996年に出演した舞台で落語家役を演じたことから、"落語家"としても活動されています。
ある雑誌に、落語を通じて教わったセリフに対する考え方について語っている内容が紹介されていました。
映画史・時代劇研究家の春日太一氏の「週刊 ポスト」連載シリーズ「役者は言葉でできている」という所から。
風間さんは、春風亭小朝さん、立川志の輔さんといったプロの噺家に交じって落語の高座に上がっていて、落語に向かう熱心な姿勢は、多くの落語通も納得させるも のだそうです。
私は、風間さんの落語は敢えて聴いていません。
役者さんとは言え、プロではない人の噺は聴きたくないという、意地のようなものからだと思います。
低次元のジェラシーかもしれません。
それはともかく、同感するのは、どこにも入門していない自己流なのですが、古典に対する敬愛があるので、噺を崩さない、いじくらないというスタンスです。
小朝さんや志の輔さんは、噺家は噺の中に出て来る人物を演じ分けない、一つの役を際立てるようなことはしない、と仰るそうです。
あくまでもガイドと言うのか、、お客さんに想像してもらう世界 だ、と。
俳優さんが落語をやると、演じすぎちゃうからでしょう。
我々一般の素人は、やはり、舞台設定や人物設定が不得手ですから、努めて意識して演じることが必要だと思いますが、究極は同じだと思います。
風間さんが落語から教わったのは「セリフに表情を持たせる」ということだそうです。
演じるキャラクターなりの音をセリフの中に出す。
そういうことを意識的に考えるようになったということですが、これは全く同感です。
大きな劇場で、演者の表情がほとんど見えない場所でも、お客さんに心の動きを見せるためには、セ リフにも表情がないと伝わらない。
とても参考になりました。
一度、聴いてみようかな・・・。
いや、聴きたくない・・・かな。

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