落語を聴いていた?
長く入院していた某政令指定都市の市長が、約2ヶ月ぶりに公務に復帰したというニュース。
「多くの方にご迷惑とご心配をおかけしたが、気力も体力もすっかり回復した」とアピール。
「懸命に市長職を務めても長い間公務を欠席するようになってしまっては元も子もないと反省している。健康管理に努めながら、一層公務に励みたい」と意欲を示したそうです。
職務代理者を置かず、入院中も副市長や秘書から報告を受けて指示を出すなどしていたそうですが、これだけ長期間の空白というのは、ご本人の意志はともかく、いかがなものかと思うのですが・・・。
仕事以外の時間は「大好きな落語を聞いていた」と仰っているようですが、それには騙されませんぞ。
残る任期は「健康に留意して全うする」そうですが、そもそも健康な人が健康に留意するのと、爆弾を抱えている人がセーブするのとでは全く違います。
首長と言うのは、まず健康な人でないといけないし、限られた任期なのですから、一般の人のような休暇という概念から見れば、かなり限定して考えるべきだと思います。
多額の税金を使って選挙をして選んだのですから、任期を全うする体力が前提だと思うのです。
ちょっと冷たい言い方ですが。
落語は、「紀州」は聴かなかったかな?
「余はその徳薄くしてその任にあたわず」なんて・・・。
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