ボランティア活動
日曜日に、転勤で松江で暮らしている息子が帰って来ました。
聞けば、東京の本社での研修ではなく、被災地へのボランティア活動だそうです。
宮城県石巻市雄勝町に行くそうです。
雄勝町は震災前の人口は約4300人。
そのうちの3000名ほどが津波により被災し、家屋が流出しました。
中心市街地である雄勝町雄勝地区にはおよそ630世帯が住んでいましたが、津波によって590世帯ほどの家屋が全壊流出し、死者も100名ほどに上りました。
入社直後に、気仙沼にボランティアで行ったことがありました。
当時に比べたら、かなり落ち着きは取り戻したことでしょうが、まだまだ復興が進んでいない部分も多いことでしょう。
彼なりに、様々なことを学んで来てくれたらよいと思います。
慣れない土地での暮らしも、それなりに馴染んで来ているようですが、日常生活には車が欠かせないことを痛感して、思い切って車を買うことにしたようで、納車待ちとのこと。
子どもだと思っていましたが、とりあえず平和なニューファミリーを営んでいる様子。
父親と息子というのは、淡白なもので、昨夜10分ぐらいお喋りをしただけ。
「じゃあ、元気でな」ぐらいなものです。
朝は、彼が寝ているうちに出て来ましたから。
本当は、「薮入り」の熊さんみたいな気持ちでいるんですがね。
親父って損な役回りだとつくづく思います。