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2014年6月23日 (月)

セクハラオヤジの正体

一時は否定していたものの、世の中の怒りの大きさに押されて、とうとう白状したそうです。
自民党の会派に所属する大田区選出の某議員(51)が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」というやじについては、発言を認めたことを明らかにしたそうです。
そのうえで、本人から「責任を取って会派を離脱したい」と申し出があり、「事の重大性を深く受け止め、その場で受理した」と。
とにかく、言ったことは言語道断、さらに失言の後の本人も政党も遅きに失した対応。
・・・酷いものです。
この議員は「都民、国民に深くおわびしたい」と話しているということですが、今さら何をか言わんということでしょう。
Yjimageca7yf2zc_2当然、公人としての資格などありませんから、全ての公の場から「退場」していただかないといけないでしょう。
問答無用、レッドカードで即退場!
こういうオヤジは、自説だけが正しいと思い込んでいるでしょうから、恐らく「今の若者は・・」などとも言っていたことでしょう。
インタビューで20代の男性が「人権侵害もいいところで、ありえない発言だと思う。日本は礼儀正しさなど海外から尊敬されていた部分もあると思うが、今回の発言で日本は差別がまかり通る国だという印象になってしまったのではないか。発言した人に、即刻謝罪してほしい」と話していたそうです。
「あとは金目」発言をしたバカ大臣も、今日は福島県にお詫びに行ったようですが、一度口から出た言葉ですから、「撤回」など出来るはずもありません。
損失補償や交付金が、建設受け入れに当たっての判断材料の一つではあるでしょう。
しかし、絶対に忘れてならないのは、何の落ち度もないのに突然、故郷を追われ、今また、切ない決断を迫られようとしている人たちの気持ちのはず。
「金など要らない。故郷を返せ、元の暮らしを返せ」との心の叫びが、このバカ大臣や国には聞こえないのでしょう。
G20140623008424820_thumG20140623008424230_thumこの二人ですよ。
同じ世代として、二人のセンスのなさ、心のなさ、空気の読めなさに呆れます。
「佃祭」の中のセリフが浮かびました。
「与太郎が一番偉いじゃねぇか」・・・。
いつも偉そうにしている奴こそ、おバカなのかも・・・。
会社で、人権研修の講師をやることがあるのですが、一番分かっていないのが、一見偉そうにしている人たちです。
山梨県の中学生が作った人権標語を見つけました。
  考えよう その一言の 言葉の重さ
  消しゴムで 消せない一言 その重さ

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